出版社内容情報
哀しく蠱惑的な「殺し屋」ダークサバイバル
三橋vs.太一…互いの全てを出し尽くした死闘は、ついに決着の時を迎える。
「母への想い」がこもった太一の拳が、三橋に突き刺さる―――
しかし、同時に力尽きて気を失ってしまった太一。
致命傷を負った三橋が取った、意外な行動とは!?
そしてその後、六篇島を揺るがす事件が起こる。
物語は予想外の方向へ進み!?
【編集担当からのおすすめ情報】
かまいたちの山内健司氏やニューヨークの屋敷裕政氏、映画監督の黒沢清氏も絶賛!
『東独にいた』の鬼才が放つ未曾有の人間ドラマ、最新刊です!
8集では、予想を超える衝撃の展開が待ち受けます。
ぜひご一読ください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
15
◎ 他国に傭兵や殺し屋を派遣する独立国家「六篇法国」で繰り広げられる殺し合い。超人対超人の戦いは面白いのですが、マンネリ化が気になっていました。この巻では大きな事件が起こり、物語の建付けが変わりました。どうオチを着けるのか気になります。2025/05/08
毎日が日曜日
5
★★★+2025/05/01
Dー
4
三橋戦は衝撃のタッグ戦かーと思ってたら片方は流してたの思惑があるとはいえご都合主義ある。それでも三橋VS太一はとても読み応えあってラストも好き。そして後半は急展開。主人公陣営置いてけぼりで話が進みだしたけど、どうなる?かなり気になる展開なので次巻が早く読みたい。2025/05/03
角
3
三橋編完結。この物語では、どんな非道なことをする人間であっても、当人としての厳しい倫理と価値観を有しており、そのせめぎ合いを戦いという形で見せてくれるのが、戦う場面の構図の凄まじさも含め、すごい。という感想にふける間もなく、新しい局面に。そろそろ展開をひねってくるかと思っていたが、こういう形でくるとは。本当におもしろい。2025/04/30