出版社内容情報
新たな凶漢、現れる!
伏見組・京極の弟分・出雲が刑務所から出所。
「京極のアニキは誰にはめられたのか……?」
疑問を抱いた出雲の陰湿で粘着質な探索がはじまる!
【編集担当からのおすすめ情報】
特殊詐欺や強盗などの犯罪に手を染める若者たちが急増。
“闇バイト”と知らずにSNS等で応募してしまうのは何故?
“闇バイト”の入り口とは?
高額な報酬の代償は?
全国を震撼させる現状を圧倒的なリアリティーで描いています!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
33 kouch
19
いきなり出たしから過激。人間が消えてゆく。 丑嶋くんもそうだが、こういう曽我部のようなキャラが最も身近で、著者が一番言いたいことが詰まっている気がする。刹那の快楽で長く堅実に生きようとする人を見下す。誰にでも起きうる心境。「Stop」一時停止の道路にへたり込む姿がとても印象的。百井のビジョンボートや飴や鞭による隷属の手法。ここも身近にいる意識高い系の人に重ねられる。もう一人のくせ者、出雲が現れたことで話は再び血生臭くなってきた。2025/03/30
パンダプー
10
うう、まとめ読みしないと話がわからん2025/03/29
koishikawa85
3
闇金ウシジマくんほど面白くないと思う。ウシジマくんには社会批評みたいなものがあったのだが、これにはそれがない。またストーリーを忘れがち。もう一度最初から読み返したい。曽我部、バカだからまた犯罪に加担。2025/03/30
Mr.deep
2
法律ほぼ関係なくアウトローのバイオレンス全振りモードに。これをリアルと感じれる世界に住んでないことに心から感謝します2025/04/02
yom
1
曽我部、再登場。軽度の知能障害を持つヤクの運び屋。悪い仲間を断ち切るのは難しく負のループに絡み取られる。交通事故の少年の次は彼が救われる展開、であると信じたい。2025/04/19