出版社内容情報
「いぶき」艦隊は売られたのか?
完全停止した「ディオサ2」号!!
拿捕しようとロシア艦が急接近し
海域の緊張がピークに達した時、現れたのは!?
そしてその裏で米と露が
世界の安定のために密約を結ぶ…!!
生贄はーーーー「いぶき」艦隊!?
空母同士の最終決戦は必然へとーーー!?
【編集担当からのおすすめ情報】
「ディオサ」号の危機に偶然遭遇したことから始まった「いぶき」とロシアとの因縁。この巻ではついにディオサを巡る鍔迫り合いから、日露両艦隊の最終決着への秒読みが始まる---!?
1 ~ 1件/全1件
- 評価
乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
32
『大本営が震えた日』を読了直後に本集を読む。ディオサ2号は、残念ながら米露の水面下の交渉で無事航海を続けることができた。問題は旗艦いぶきを擁する第5護衛隊群に敵意を持つロシア北方艦隊の動きだ。世界は戦闘を止められない。米国は露国との取引で手を下さない。日本国・柳沢総理は揺るぎなくいぶき艦隊に全権を委任する。局地的な戦闘が、世界を巻き込む戦争になるのか? そうならないためにはどうすればよいか? 重要な課題を残して次集へ続く!2025/02/22
のぶのぶ
25
相手の理不尽な攻撃や自国の利害で動くことについて、負けない強さをもつ日本の首相。こういう強さも大事だが、これに応える部下、部下の部下も必要。この強い信念に応えてくれるバイキングの国、北欧の国、ありがたいこと。海の上の戦艦だけでなく、空からヘリ、海中の潜水艦。空母、空母を守る戦艦と総合力。それにしても、潜水艦は音、ソナー戦。凄いもの。動かず潜むことも、動くことで威嚇にみなる。さあ、まずは潜水艦戦か。日本は先制攻撃ができないが、緊迫した時なら、先制攻撃も防衛戦になるのか。ここまでになったら、、、どうする?2025/02/20
りゅうのすけ
4
あくまでフィクションでありマンガなのですが…決して起こり得ないことではないと思うので、ハラハラ…ドキドキしながら読みました。戦争は回避してほしいけど、国を守るためには止むを得ない行動かとも思います。次巻が待ち遠しいです。2025/02/04
ReiOdaira
4
フィクションの日本の女性首相、わりと好戦的に描かれがち。2025/02/02
笠
3
3.5 新刊読了。正直、北欧3ヵ国の油槽船団にディオサⅡ号を引き渡した時点でいぶき艦隊の任務は完了しており、あえてロシアと決戦を望むのはちょっと違くないか?と思う。柳沢首相は頼もしく感じていたが、ここまでタカ派だとちょっと怖いな。もちろん攻撃されたら全力で応戦すべきではあるが、米国の仲介で開戦を避けれるならそうすべきだと思うし、それこそが外交努力ってもんなんじゃないのか。アリューシャン諸島以南なら戦闘行為を見逃すという日米同盟無視の密約で舐め腐ってるアメリカがあてにできないというのはあるかもしれないが。2025/03/07