出版社内容情報
夢のどん底から生徒を救う革新の教師物語!
ビートたけし氏、絶賛!!!!!
各メディアで取り上げられている、今読むべき超話題作!
「諦めます。将棋以外の全部。」
プロ棋士への最後の関門である三段リーグ、通称“鬼の棲家”に足を踏み入れた正太郎は連敗を喫するが、どこか他人事のようで悔しがらず、“勝つための将棋”を否定し、“自らの将棋”を貫いていた。
さらに正太郎は、将棋に費やす時間を増やすため、あまりにも“極端な選択”をする。
より過酷な進路を進もうとする正太郎に対し、高梨にできることは--
葛藤と決断の“棋士編”、佳境--!!
【編集担当からのおすすめ情報】
ビートたけし氏より絶賛のお言葉を頂いた本作。
コメントは本書オビ部分に掲載されておりますので、是非書店さまにてご確認ください。
今回の第4集では、プロ棋士を目指す宇野正太郎の姿が描かれます。
彼は「やりたいことのために、やりたくないことをしなければいけない」という葛藤を抱え、奨励会の三段リーグを戦っていくのですが、果たしてどんな考えで、どんな決断をするのか・・・
社会で生きる全ての人に間違いなく響く内容になっております。
是非ご一読くださいませ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっちー
4
プロ棋士編も長丁場になりそう。スポーツでプロ目指したり、オリンピック目指す人もそうだと思うけど、生活の全てを犠牲にして、周囲を巻き込んで、金銭的な負担も強いて、努力の限りを尽くして、プレッシャーに耐えて、それでも勝負である以上、誰かが必ず負けなければならない。そんなギリギリの世界へ進もうとしている人に、安易に才能あるから頑張れとか、君ならできるとか言えない。だけど夢なし先生みたいな事いう勇気もないよ。帯のビートたけしの言葉に、納得。2025/01/04
huchang
2
コレだけは誰にも負けないというものを作りなさいとか誰に言われたんだっけか。そんなものはないんだよな。絶対に誰かに負ける。小学生低学年の頃ですらそう思ったのよ。熱意だって頑張りという結果を問わないモノですら誰かに負ける。今回は基本負け知らずだった人が負けを知る物語。ただし、圧倒的に退路を絶った人の。怖いわな、次の巻を見るのが。2024/11/07
漫画専用アカ
1
もはや独立した本格的な将棋漫画。すごい。4巻が一刺さる。素晴らしい。2024/12/05
ぺんぎん
0
怖いな。将棋の世界。2025/02/04
鷹偉 誠也
0
「夢は呪い」。ギョッとなるけど、まぁそれも事実よなー、と。手を離せるかどうか、それまで積み上げてきた労力、想い、時間が鎖のように絡みつくものでもあるんじゃないかなー。進路指導って人生をその瞬間は一緒に担っているから、真剣に真摯に向き合ったらこうなるのかもなぁ、と思わないでもない。2025/01/04