出版社内容情報
全ての人々の悩みを描く終末期ストーリー。
終末期病棟に勤める看護師・辺見に”主任”昇格の打診が。
より一層の責任と業務を負うことに躊躇いを覚える辺見だったが…
死と生が交錯する終末期病棟(ターミナル)を舞台に、
看護師・辺見、新たなステージヘ。
沖田×華の会心作、第12集。
【編集担当からのおすすめ情報】
実写ドラマ化もされ、絶好調の本作もいよいよ12集に突入。
今集で、終末期病棟に勤務する主人公・辺見に主任昇格の打診がやってきます。
ただでさえ激務の看護師ですが、主任となると更に大きな責任を負うことに躊躇する辺見ですが、一方、病棟では人間関係のトラブル絡みの事件が起こり…?
果たして辺見の選択は?
終末期病棟を舞台に死と生を描く異色の医療コミック、今集も目が離せません!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
48
【終末期病棟の主任、やります。これ以上、パワハラ上司のせいで、大切な同僚が潰されて消えるなんて、絶対にさせない!】激務の中、大きな責任を負うことに躊躇したが、後輩の悔し涙を見て辺見は主任を引き受けた。それなのに!<どれだけ終末期病棟のチームのために頑張ってもストレスMAXで…怒りすぎて…死にそう……主任ってだけで、使えないナースの目の敵にされて、毎日、私のカゲ口、悪口三昧ってことも知ってる。こんな割に合わないのに、手当が月に数千円だなんて…前の主任がウツになったの、わかりすぎる……もう主任やめたい>と。⇒2024/12/07
ころこ
29
ナースの管理職の大変さと、辺見に起こる変化が描かれている。「妊婦様」川西が巡回のふりして患者のベッドで仮眠して、患者が認知症なのを良いことにどうやら泥棒している。突き止めようとするが、産休で逃げられる。後輩の山田が辞める。師長のパワハラが理由らしい。病院の調査が入ったが、証拠不十分で不問に付された。相談されていた辺見は力になれなかったが、この事件を契機に主任へ昇格する。主任になってみると働かないナースの粗が気になって、ストレスから自分が入院してしまう。患者になった辺見の隣に寝ているのは同世代の青木。職業的2025/04/13
かなっち
2
終末期病棟を舞台に、死と生を描く異色の医療コミック第12巻。死を目前とした患者との関りにも注目しますが、何と言っても同業者としての仕事の大変さに目を奪われます。人間関係のトラブル絡みの事件が起こったり、役職が付いて更に大きな責任を負うことになったり。特に古い病院ほど昔の悪しき習慣が蔓延していて、体を壊したり退職に追い込まれたりするのはアルアルですね。なので、辺見さんが心配になったのは言うまでもなく、犯罪を起こした看護師や仕事をしない同僚にイライラしまくっての読了でした。ここの職場はブラックですよね…。2024/07/07
fumikaze
1
辺見さんは本当に食べる事と旅行が大好きなんだなぁ! まぁそういう女性は多いのかもしれない。私は自分がそうではないので「ふ~ん?」と思ってしまうが…。2024/10/03
chiamarun
0
★★★ 大好きな作家さん!2024/05/31
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- 和書
- おめん なりきりえほん