出版社内容情報
既刊大重版。食欲と涙腺を刺激する話題作!
遺品を通じて。
妻の過ごした病院で。
妻の生き様と死に様を、夫は知る――
妻・りほ子が入院中に書き遺したレシピ帳により、喪失の悲しみから少しずつ復活していく時代小説作家・米蔵。
妻の高校時代の同級生から、タイムカプセルに入れていたはずの「もうひとつの品」が忽然と消えたことを知らされて…
【編集担当からのおすすめ情報】
『ふろがーる!』著者・片山ユキヲ氏の最新作。
「グルメ」×「グリーフケア(=喪失による悲嘆からの再生)」をテーマに、垂涎&落涙必至のエピソードを入魂の筆致でお届けいたします。
未読の方もまだまだ追いつき可能な本作、是非ご一読ください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミキ
3
時たまレシピが増えるのがいいよね。料理<グリーフケアって感じだな。2025/02/11
乗合自転車
2
りほ子が入院していた病院へ。そこで見たノートにはりほ子の叫びのような走り書き。あまりにも切ない。そして義父は相変わらず手厳しい。卯之助はりほ子の墓を建てることができるのか。2024/03/01
miyoga
0
りほ子の想いに涙が止まらない。米蔵は悔やんでも悔やみきれないだろう。ご飯は相変わらず美味しそうで、夜中に読むのは辛い。2024/03/24
蝉、ミーン ミーン 眠ス
0
学生時代に書いた歴史上の人物のBL小説はそのまま墓に入れてやってくれ。2024/02/29