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出版社内容情報
クリンのダグラムを死神の銃口が狙う!
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』でこれまでにないガンダム像を生んだ太田垣康男が、リアルロボットの金字塔『太陽の牙ダグラム』を新たな視点で描き出す豪華フルカラーコミック第3弾!
S.C.152年。
植民惑星デロイアは動乱の時を迎えていた。
勢いを増す反政府ゲリラは、地球によるデロイア搾取の象徴であるホライズン・メーカーへの一斉攻撃を計画。
太陽の牙の仲間と別れ、空挺部隊とともに敵地へと向かうクリン。
グライダーで目標へと接近するダグラムを、復讐に燃える“死神”トラビスとアウラの駆るラウンドフェイサーの銃口が狙っていた――!
Not even justice, I want to get truth.
真実は見えるか?
マックスファクトリー開発「1/72 Get truth版 ラウンドフェイサー」プラモデル付き特装版も同時発売!
【編集担当からのおすすめ情報】
コンバットアーマーによる迫力の戦闘と、シリアスな政治劇が絡み合うようにして、ますます盛り上がる太田垣版『太陽の牙ダグラム』!単行本第3集では大規模作戦の裏で繰り広げられる、クリンへの復讐に燃える死神コンビとの緊迫した戦いに加えて、連邦政府内で暗躍するラコックの物語も展開。ストーリーテラーとしても評価が高い太田垣康男氏ならではの奥深いキャラクター描写をご堪能ください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
15
「私の顔を見た以上、この仕事は断れないぞ傭兵⋯私はヘルムート・J・ラコック⋯知ってるだろう?」。前巻でも少し前フリされていた、クリン達デロイア7を含むゲリラ達によるホライズンメーカーへの大規模攻撃「アップライト作戦」の顛末と、その影で秘密裏に行われたダグラム破壊=クリン暗殺計画の行く末まで。原典でも名悪役として活躍したラコックが本格的に登場、原典よりも濃い過去設定を背負ってのなかなかのトリックスターっぷり。狙撃用のラウンドフェイサー二機の渋いカッコ良さ、そこからの逆転のドラマに痺れた(以下コメ欄に余談)。2024/01/04
コリエル
9
斃れた父に代わりクリンの前に立ち塞がるのはこのラコックという男なのか。クリンの父ドナンを実の父よりも慕っている様子だが、最初の自爆テロの予兆を感知していながらそれを見過ごしてドナンを人事不詳へと追い込んだようにも見えた。どちらが本当の彼なのか。2024/04/03
にぃと
7
ホライズン・メーカー攻略戦。トラビスとアウラの狙撃に苦戦するクリン。一方で敵味方が複雑に入り乱れる政治的な駆け引きもあり、なかなか心の内が読めない人物も。特に冷徹な悪役かと思っていたラコックの過去と思いが窺える場面もあり、こういうのを見せられるとなかなか憎みきれない。まっすぐなクリンと対照的で、今後のふたりがどうなるのかも楽しみ。2024/01/02
毎日が日曜日
6
★★★2023/12/30
YS-56
4
激闘の裏の暗闘。政治劇の本領発揮ですな。2023/12/31