出版社内容情報
慟哭するトーシロー!真相の第7集!
ぶ厚い雲に覆われ陽が差さなくなった遥か未来の地球。
植物が枯れ酸素も薄くなった世界。
しかし人類は、人を植物に変える技術を開発し、わずかな酸素を作り出して生き延びていた。
そんな世界で貧困に喘ぐトーシローもまた、霊花になることを選ぶ。霊花になるまでの時間を豊かに生きようともがくトーシロー。そんなトーシローの前に、完全に「霊花」となっても動き回るアイヴィーが現れる。
そのアイヴィーを生み出した九大博士を巡り、転花院は転花反対派からの襲撃を受け、トーシローとヨミコは窮地に陥ってしまう。
果たして、アイヴィーは一体何のために生み出されたのか?
そのあまりに悲しい真相をトーシローは垣間見ることに…
【編集担当からのおすすめ情報】
圧倒的な画力と秀逸な設定で表現されるのは、現代にも通底する「格差」と「貧困」の問題。舞台は100年後の未来ですが、今を生きる人にこそ読んでほしい物語です。絶望の世界であてもなく生きていくのか、植物となり残りの生に豊かさを見出すのか、人々に突きつけられる究極の選択に注目ください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たけのこ
2
いよいよアイヴィーとの対峙。そして明かされる真実。まだもうひと山ふた山ありそうなのはちょっと気になるけれど、重厚で雰囲気のある物語は相変わらず魅力的です。そういえばアニメの話とかいまのとこないですね。もうちょっと貯めて終幕タイミングとかでしょうか。2023/10/05
Dー
1
これはもうどうなるんだろうか?展開がまったくわからない。今回のアイヴィー(ムクル)の過去も明らかになったけどあの環境で知識と想像力の取得って厳し過ぎる話だよな…2024/10/06
aki(漫画スキー)
1
泣いた。6巻が苦しくてもう読むのやめようかと思ってたけどやめなくてよかった。次はやく読みたい。2023/11/09
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
1
アイヴィーの過去 辛いけど面白いな……2023/10/01
イヌヌモー
0
怒涛の展開。ひさしぶりにトーシローの能力全開で面白かった。正義を口にするような日笠は危険思想な気がするけど、言ってることは真っ当な気がしちゃった。2025/03/14
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