出版社内容情報
引きこもり罪を犯した者の心に潜む闇は?
「罪を犯してしまった」者や「道を踏み外した」者たち。
現代日本において再犯防止を考えるのは、必須の課題です。
保護観察対象者の社会更生の支援をするのが、保護司。
保護司は法務省が委嘱する非常勤で無報酬の国家公務員であり、
ボランティア。立場の弱い人間が抱える問題に、
この漫画の主人公である保護司・阿川佳代は真摯に対峙します。
佳代が今回担当するのは,自宅に引きこもり、
母親の死体を遺棄し、年金を奪った小田孝道。
彼の抱える心の闇に佳代は如何に寄り添うのか?
【編集担当からのおすすめ情報】
昨年のTV化、映像化を経て、多くの読者に愛されている
社会派ドラマです。
映像はAmazonprimeでご覧になれます。
よろしく御願いいたします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パンダプー
12
前にも感想に書いた気がするが、話の舞台が湘南なのに、湘南感がないわー。2023/04/29
パンダプー
10
前にも感想に書いた気がするが、話の舞台が湘南なのに、湘南感がないわー。2023/04/29
kenitirokikuti
9
前半4話は単発エピソード、後半4話は帯に書かれている連続エピソード(の前半で次の第14集に続く)。うちの家族と構成が似ててしんどい思い。本作と違って引きこもりとは無縁なのは救いだけども…。停滞もある種の安定状態であるわけで、何か行動変更を余儀なくされるとしたら、経年劣化で支柱が折れちゃうとかそういう消極的なアクシデントに見舞われるでもなければ…。2023/05/08
直人
2
また出版に気づくのが遅く,店舗取り寄せ。 この『前科者』には食べものが出てくるシーンがとても多い。 「食べる」=「生きる」に繋げているのかもしれん。 今回は単発がいくつかと,最後に「ひきこもり」「近親虐待」が。 次巻に持ち越しなんだが,深いテーマ。2023/06/13