出版社内容情報
TVアニメ化&実写映画化!
今日は地元で一番のお祭り
青柏祭。カラフルな山車が町を
練り行く。そして
年に一度だけ、子供達が一晩中
遊ぶことが許される特別な日。
ガンタとイサキは
倉敷先生の実家で
特等席お祭り見物。
深夜、いつものみんなで
集まって挑むのは、
“七つ橋渡り”――
2023年TVアニメ&実写映画スタート!
多数受賞の今年一番の注目作。
【編集担当からのおすすめ情報】
青春漫画の旗手としてヒット作を生み出し続けるオジロマコト先生の最新作!
読めば登場人物たちと一緒にウトウト、ゆらゆら、優しい眠りに誘われます。
そしてこれまでの作品からよりまっすぐに、相手を想う強い気持ちと、
かつてない胸がキュンとするような心地よい切なさを描いた、
まさに最高傑作と言える内容です。
ファンの方も、初めての方も、ぜひこの傑作に触れてみて下さい!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
27
台詞やストーリーに頼らず、画で感情を見せていくと前巻のレビューに書いたはずが、第101話「七つ星」での無言で渡れば願いが叶う七つ橋渡りで、渡り終わる寸前に曲が中見に声を掛ける展開がなんとも憎い。そして、橋を渡る見開きが季節ごとに続き、二人が3年生になるという描写がさらに憎い。2023/05/03
AKF-ZERO
7
高校三年の一年というのは、人生の中である意味とても凝縮された特別な一年。まして人より重い枷を背負ってる伊咲と、彼女と共に歩む選択をした丸太にとっては特に。大きく変化しようとする日常が様々な角度から描かれており、特に母の目を通しての娘の成長は、胸にきますね。2023/11/03
葉鳥
6
見開きであっという間に時間が流れていって、最後のページが中見ひとりだったからびっくりしちゃったよ…。本当に時の流れ方が自然で、ああこの作品好きだなあってこの巻だけで何回も思った。いさきが改めてお母さんに大学進学の話をするシーンに泣いた。2023/04/17
かなっち
5
不眠症の悩みを抱える、2人の高校生の恋を描いた青春物語…第12巻です。舞台が地元なので楽しみなシリーズの一つですが、今巻の『青柏祭』は未だ行ったことがなくワクワクしました。そんな中で病気の不安を抱えながらも、前向きに歩き出すイサキちゃんが眩しくて。このまま彼氏のガンタ君といつまでも仲良く…と思うのに、『七つ橋渡り』での願掛けで臆病から取った行動が悲しいのです。そして、母親を説得したイサキちゃんに、遠距離恋愛の予感がヒシヒシとして…。進路が決まる次巻が、既に待ちきれません。大阪旅行も待ってますしね。2023/05/24
Miki
5
何を隠そう、探偵ナイトスクープが入口になりもう何年経ったか。早くももう12巻。表紙が今までと少し違った感じ。作者お得意のこの臨場感。中盤の、台詞のない数ページ。なんでこんなにぐっとくるんだろう。何かわからないけど、ページをめくるたび、ちょっとした一コマに心が揺さぶられる。登場人物それぞれのまっすぐな感情。「夏休み、某動画サイトばっかみるならこの漫画を読め!大賞」1位でしょう。オジロマコト天才かよ!絶対取材を受けろと言ってくれた関西出身の旦那様ありがとう。2023/04/12