出版社内容情報
動物愛護の現実に切り込む問題提起作!!
初めて明かされる士狼の動物愛護の原点。
士狼と希音の関係とは?
なぜシェルター所長をしているのか!?
――そこにあった悲しい厳しい過去…
ほか士狼の旧友・クルトが
動物愛護大国ドイッの真実を明かす
「来訪者」などを収録!
【編集担当からのおすすめ情報】
動物愛護の現実に切り込んだ本作品も11集になります。
この問題で明らかになっていくのは、人間の業の深さです。
人間の幸せ=動物の幸せなのか?
本作品を読んで、ぜひ考えていただければと思います。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
27
長い間不思議だった伏線が回収されました。毎回ここまで人間って利己的になれるんだろうか…と思わされる描写ばかりですが、今回も人間の傲慢さにがっくりする内容でした。私、21世紀になったら人間たちはもっとおおらかにテクノロジーを駆使しながら生命を尊ぶ世界を作れると思ってました。現実はそれには程遠く、むしろどんどん視野が狭まっている気がしてとても怖いです。2025/01/31
manamuse
21
ったく、人間ってマジ最凶最悪の侵略的外来種だよな。それにしても、なかなか絵が上手くならないねぇ…。希音としろちゃんの関係が判明したのはいいけど、嫁の未来の親が…あれじゃ妖怪だろ…。2022/01/09
ochatomo
7
動物保護がクラウドファンディングや政治ネタになる 『悪口を言うときは、自分が一番言われたくないことを言うもんだ。利権利権責めてるやつこそ利権が欲しいんだ』 『金や権力を求めるのは他人に認められたいからってこと。人間は群れる動物だからほかの人間に認められなきゃ生きられねえ』 初出ビッグコミックオリジナル2021年 2022刊2022/07/02
kenitirokikuti
5
満喫にて。第87、88話「星(上・下)」。天原の幼い「娘」希音の出生に関するエピソード。いや、正確にはその生母の話か。子役時代の天原が会った、不幸な子役の娘である。エプスタイン事件をヒントに考えれた物語だと思う。動物愛護や孤児の引き取りはノブレス・オブリージュとしてセレブ等が行うが…果たして、彼らが責任を持ってそれを引き受けられるのか? 作中では、動物愛護アピールを終えたセレブから動物を引き取り、島で放し飼いをした。もちろん、その目的は動物愛護ではなく、セレブに取り入ること。さて、これが孤児ならば?2021/12/30
もだんたいむす
3
大袈裟で極端で単純。娘の母親が出てきたけど、ちょっと拍子抜け。2022/11/03
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- 和書
- 妻から母へ - 朱実遺稿