出版社内容情報
大反響“黒い看護婦編”いよいよ佳境へ!
累計55万部(紙+電子)突破!
終末期病棟(ターミナル)に加わった
“黒い看護婦”九条による“救い”が加速していく…
彼女の不審な行動に辺見も違和感を覚え、
ついに病棟スタッフは彼女に疑いの目を向け始める…
緊迫していく物語の行く先は!?
沖田×華の問題作、目が離せない第7集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころこ
29
看護のプロトコルは確立しているのに、こんなに努力しても患者の生死だけは無為に過ぎ去っていってしまう。それをコントロールしたいと考える医療関係者がいたとしても不思議ではない。それも医療を混乱させたいからではなく、医療をより良いものにしたい、死生観に関する社会的合意を明確化したいという政治的な動機からではないか。この作品でも当初から延命治療を行わない場面が登場する。どこまでも延命治療を行うのかは既に曖昧になっている。犯行現場を押さえた病院側、社会の対応、そして九条の告白は聞けるのだろうか。2025/03/15
かなっち
7
イイ話がたくさんあったのに、闇の看護師『九条さん』でスッカリ吹き飛びました。医者まで引き込んでるのが、本当に恐ろしいです。現実にも同じような事件がありましたが、同じ看護師として不満があるなら辞めればいいと思うのに、なぜこんな事ができるのか甚だ疑問です。恐怖を訴えていたのに気付かれなかった患者が悲しく、早くこの看護師の悪事を明らかにして、二度と働けないようにしてほしいですね。そんな中での、『アル中』で『ADHD』の男性ヘルパーのエピソードにホッコリしました。そして、その人らしく輝ける場所が必ずあるんだと…。2022/01/08
きあ
3
【丸図書】2023/02/11
fumikaze
1
九条は何者? 南啓介さん(発達障害)に好感。2024/08/06
Michiko Kikuchi
1
九条の怖さなに??2023/11/25