出版社内容情報
劉邦、起死回生なるか! 楚漢戦争激化!
敗走の一途をたどる劉邦に活路は!?
楚の都・彭城(ほうじょう)を占拠していた劉邦(りゅうほう)ですが、項羽(こうう)の猛反撃に遭って敗走の一途をたどります。
劉邦の故郷である沛(はい)では父と妻・呂雉(りょち)が楚軍に囚われ、残っていた我が子の盈(えい)と魯(ろ)と必死に逃走する劉邦。その前に現れたのはーーー
漢の古参将軍・紀信(きしん)と楚の猛将・黥布(げいふ)の対立シーンも必見です。
ますます激化する楚漢戦争の展開をお見逃しなく!
【編集担当からのおすすめ情報】
本巻12集では劉邦の配下にいる古参の将・紀信が活躍します。
男が男に惚れる名シーンの数々にはきっと目を見張ることでしょう。
単行本の帯には、21年秋公開の映画『土竜の唄 FINAL』で、ヤクザの大ボス轟周宝を演じる岩城滉一氏から推薦コメントを頂きました。
読後にじわっと胸熱となる本巻を是非、お楽しみください!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
活字の旅遊人
28
子どもが親の為に命を捨てようとする。しかも孝行ではなく、大義の為。「蒼天航路」でもそういう場面があった。そういえば、中国を語る言葉で、「老親と幼子が溺れている。助けるべきは老親」というような話を聞いたことがある。ううむ。それにしても劉邦の人望は計り知れないな。自身の為に命を捨ててくれる部下の為に、心から泣く。確かに項羽とは違うし、その点は「蒼天航路」の曹操もダメだ。劉備はやっぱり劉邦の子孫なのかね?2022/06/07
愛理ちゃん88
1
劉邦が陽の力なら項羽は陰の力2023/09/02
ぴっころ
1
人が次々と集まってくる劉邦とどんどん離れていく項羽。2022/01/19