ビッグコミックススペシャル<br> 戦争×漫画1970-2020 - ビッグコミックオリジナル特別編集

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ビッグコミックススペシャル
戦争×漫画1970-2020 - ビッグコミックオリジナル特別編集

  • 水木しげる/滝田ゆう
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 小学館(2021/05発売)
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  • サイズ コミック判/ページ数 434p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784098610976
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

漫画家たちの「戦争」アンソロジー

漫画家の感性が「未来の戦争」の予感を、戦時への想像力で捉えた作品を集め話題を呼んだ「ビッグコミックオリジナル戦後70周年増刊号」を底本に再編集し、追加原稿も多数収録した増補愛蔵版アンソロジー。
排外主義と非寛容。世界全体を覆うきな臭さは、すでに新しい「質」の戦争が起きているとも考えられる。
漫画家の想像力は果たして「戦争」をどう表現するのか。
水木しげる、山上たつひこから浅野いにおまで異才・鬼才・天才……日本を代表する漫画界の傑物たちの描く「戦争」。小説家等の寄稿も多数収録。角田光代の「漫画の自由さと豊富さ」と題する書き下ろしも収録。


【編集担当からのおすすめ情報】
収録作家:水木しげる、滝田ゆう、松本零士、さそうあきら、浅野いにお、高橋しん、いましろたかし、山上たつひこ、三島衛里子、石坂啓、比嘉慂、竹熊健太郎+羽生生純、あまやゆうき+吉田史郎、東陽片岡、井上洋介、花輪和一……
特別収録:くれよんカンパニー、おざわゆき「あとかたの街」
特別ピンナップ:藤田嗣治「アッツ島玉砕」×古今戦争漫画“超”コラージュ、
中条省平、いとうせいこう、無着成恭、横尾忠則、モーリー・ロバートソン、片岡義男、呉智英、南信長、角田光代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

76
表紙をめくって最初に出てくるのは、藤田嗣治「アッツ島玉砕」である。陸軍の要請で描かれたという絵画は、戦争の悲惨さを伝える。しかし、このアンソロジーで目につくのは、このような戦争体験を描いたものより、戦争を知らない世代が描いた戦争である。それは、日常の延長上にある戦争だったり、違う次元の戦争だったり、バーチャルな戦争だったりする。現実に戦争が起こっている今の状況からすると、これらの戦争漫画が身近に戦争の怖さや無意味さを伝えているような気がする。このような漫画すら描かれない世界が訪れることがないようにと思う。2023/01/11

62
戦争漫画。史実に基づくもの、架空戦記、回想もの等貴重な作品集。好き嫌い分かれる作品もあると思います。マイペースに体験した戦争を描いてくれる水木しげる『人間玉』、少しユーモラスな空戦の松本零士『晴天365日』、衝撃的な内容の山上たつひこ『暴走列島』、ほっこりする陸海軍人の台詞なきやりとり三島衛里子『橋のたもとで』、史実に近くて静かに残酷な比嘉慂『砂の剣』、戦後をユーモラスに誇張しながら描く竹熊健太郎『ホームルーム』、戦争に関心をもつきっかけになりそうなくれよんカンパニー『ワスレモノ。』が良かったです。2021/08/09

読特

42
戦争を扱う作品集。切り口は様々。初出は、古いもので1972年、新しいもので2019年。戦後ある程度経ってから世に出たものである。著者略歴をみると、戦後生まれの方がほとんど。体験していないものが戦争を語る。かつては批判されたものだという。それでは、いつか忘れ去られる。角田光代さんが危機感を述べている。…悲しく終わる話、心に染み入る話、インパクトを残す話、示唆に富んでいる話、残念ながら意味がわからなかった話。漫画という媒体では画の力が大きい。それは毒にも薬にもなるが、描かれることで後の世に伝わる何かがある。2024/08/24

たまきら

42
編集した人たち、すごい。結構色々読んできたつもりだったけれど、えっ、この人が?と言うような作品がたくさんありました。まず開くと藤田嗣治の「アッツ島玉砕」がフルカラーで紹介されており、そこから角田光代さんの文まで息をつめて読みました。好きな作品ばかりではありませんが、緩急がうまいせいか、胸焼けしません。マンガでは特に山上たつひこさんとくれよんカンパニーを面白いと思いましたが、寄稿文がどれも良かったです。十代の頃アメリカの風を感じる文体が好きだった片岡義男さんには大変驚かされました。読んでよかった。2023/07/18

更紗蝦

36
2015年発行の『ビッグコミックオリジナル戦後70周年増刊号』を底本に、新たに作品と解説を追加し再編集したものです。戦争というテーマは共通していても、アプローチの仕方には作家ごとにかなりの違いがあるので、アンソロジーとしては散漫とした印象を受けてしまうのですが、ラストに掲載されている角田光代先生の解説の中に「悪いものだとわかっているのに戦争を起こさざるを得ない人間の不思議」という言葉があり、それがこの本のテーマだと解釈すれば、散漫さには納得ができます。2021/08/12

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