出版社内容情報
善人長屋の大一番、堂々の大団円!!
またも忠四郎が行き倒れを拾って来た。
しかも、今回は深刻な病状ーー
懸命の介抱もむなしく、
男は息を引き取るが……
その後、長屋最大の危機発生!!
【編集担当からのおすすめ情報】
波乱に富んだお俊の若かりし頃、
そして儀右衛門との馴れ初めも明かされる
読み応え満点の堂々完結巻です!
1 ~ 1件/全1件
- 評価
乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
14
落語界を舞台とした『どうらく息子』は、噺家達の人情と、落語の名作を実際に漫画化することで江戸の人情も描いた、なんとも贅沢な漫画だった。その点、『善人長屋』は直球勝負な作品だ。江戸の長屋の人情話は、しかし『どうらく長屋』のすぐ後では、些か不利だったのではないか。食傷気味、と言うと言い過ぎだが、『どうらく息子』と似た雰囲気はマイナスに作用したようだ。尾瀬あきらの読みどころは、やはり人情にある。だからこそ、久しぶりに尾瀬の現代を舞台とした漫画を、そろそろ読んでみたいのだ。2020/11/10
てつ
6
これにて完結。そしてこれからも続くであろう人情物語2023/05/07
おりひら
1
忠太郎の持ち込む事は、毎回厄介毎ばかりだけど、今回は、随分と大変な事に・・・。が、回り回って収まるようになる。この位の規模のお話しは、少なくなっているので、この巻で終りにしてしまうには、少々惜しい様な。ただ、あのしめは、嫌いじゃないです。2020/11/01
-
- 和書
- ギボン自伝