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出版社内容情報
鄭和の航海に、最恐女王が立ちはだかる!
鄭和(ていわ)の旅を影で支える倭寇たちには
黒死病(ペスト)で苦しめられた壮絶な過去があった。
そんな彼らが、鄭和を手助けするにいたった理由とは---!?
そして、
最終目的地・古里(カリカット)へ帆を進める一行は、
鄭和にある恨みを持つモルディブの女王から攻撃を仕掛けられる。
海上での猛攻に、鄭和の率いる宝船艦隊は、
いかにして立ち向かうのか---!?
未知だらけの鄭和の旅が、
より一層の激しさを増す最新刊!!
さらに、キャラクターの関係がわかる
最新相関図もカラーで収録!!
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
15
黒死病と対峙したかつての和冦。「それが日本人なのかーー同胞のために島を閉ざして悪疫を封じこめ、苦境にあれば果敢に戦い、望みなければ次の世代のために己を犠牲に…島国に棲む人とは、そういうものなのか…」コロナ禍に掲載誌でこの回を読んだ人達は、かつての和冦の生き様に大いに勇気をもらっただろう。しかし、このあとにも台詞は続く。「同胞を村八分にしたり差別するのも日本人でござるよ…」歴史は繰り返す。歴史は鏡として現代を映す。だからこそ、私達は歴史から学ばねばならないはずだ。2020/09/10
毎日が日曜日
2
★★★★2021/05/31
おりひら
1
鄭和について来た倭寇一党の隠された過去。黒死病を利用し攻撃する女王。海戦での新兵器合戦。ここでの、どんでん返しに驚かされた。そして、いよいよカリカットに到着し、そこで鄭和が出会う人物、ただの人ではなかった。危機また危機の旅は続くよ。2021/02/10
笠
1
3 モルディブからインドへ。モルディブは伝承によると迷路のように島が密集していたそうで、現在の姿との違いを鑑みるに、津波や気候変動によって地形が変わったのではないかというのが作者の仮説。あわせて、海底遺産などに話が及び、歴史はつくづくロマンだなーと感じさせられる。インドでは第三の目をもつチベットの高僧を一行に加える。なんか徳の高そうなチベットの高僧というとどうしても、トンペティ師匠が心に浮かぶ。この三つ目の僧も波紋くらい使えそうだ。「よろしーく…」とか言いそう。2020/09/08
YS-56
1
あれやこれやで印度へ。宗教は何を導きますやら。2020/09/05