出版社内容情報
名作戯曲を新人・森マシミが瑞々しく描く!
青春って、誰にでもあるものだと思っていた――
第63回全国高等学校演劇大会で文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞し、
現在も全国の高校でリメイクされ、さらに7月24日から
全国での映画公開も決まっている
名作戯曲『アルプススタンドのはしの方』。
その戯曲を、瑞々しい表現を得意とする
期待の新人・森マシミがコミカライズ化!
全国大会を諦めてしまった演劇部部長・安田あすは、
天才の存在によって退部を決めた元野球部・藤野富士夫、
野球部エースへの恋を諦めかけているガリ勉帰宅部・宮下恵、
全国大会で主役をやるはずだった演劇部・田宮ひかる。
そんな、青春を「諦めて」しまっている四人がメインのこの物語。
甲子園を目指す野球部の試合の応援に行くかどうかを巡り、
彼らの、たった一度の夏が動き出す――!
【編集担当からのおすすめ情報】
「夢見る頃を過ぎても、叫ばずにはいられない」。
負けとか、勝ちとか、誰がいいとか、
そんなことばかりに囚われていた17の夏。
結果が出なければ、それは青春とは言えないのか?
必ず共感できる登場人物が見つかる、
真っ直ぐで歯がゆい眩しいくらいの物語を
森氏がありったけの熱量で描きます。
どうか見届けてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
13
映画のコミカライズ。青春をあきらめた高校生4人が、甲子園を目指す野球部の応援にいくかどうかをめぐり、繰り広げられる群像劇。7/10点 元々は「全国高校演劇大会」最優秀賞の戯曲らしい。映画版はまだ未見だが、傑作との評判だ。「はしの方」にしか居場所がない高校生たちの青春群像劇。自分も「はしの方」の高校生活だったのでわかるところもあった。が、せっかくの高校生活なのだからぐだぐだ考えずにもっと好きにすればいいじゃん、と思うくらいには大人になった2021/11/26
しじまいずみ
1
そういう青春だってあるよねって読後感は爽やかなお話だった。2021/04/11
し
1
映画がほんとに素晴らしくこちらも読了。主要4人の前日談が一話ずつ丁寧に描かれていて映画の素敵な補完として楽しめやした!2021/01/16
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