出版社内容情報
野田 宏[ノダ ヒロシ]
原著
若松 卓宏[ワカマツ タカヒロ]
イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
42
センセーが堕転移者に対峙することとなる2巻。絶対服従を強いるチート転移者スズキとの対決で、ついにセンセーに付与されていたチートスキル“執筆”の一端がかい間見えてくる。魔王を倒した7人の堕転移者たち、暴走し始めた転移者たち。敵は見えてきたのか?まだまだ闇がありそうだが。メロスと名付けられた使い魔ちゃんが健気。センセーのキメ台詞「それは◯◯自身が決めることで、君が口を挟むようなことではない」が局面を締める!3巻も今月発売とのことで楽しみ!2020/10/11
わたー
12
★★★★★堕ちた転生者たちの異世界侵攻が始まる。その魔の手は、センセーたちの滞在していた街にまで。そして、秘められたセンセーの転生スキルが明らかになるッ。2巻になってもパワーは衰えず。貧弱なのに堂々と立ち回り、毒を常飲するセンセーから目が離せない。2020/08/23
流之助
9
そんなふうに手でハート作るポーズを使いこなすの初めて見た。とにかくセンセーの死んだ表情と作家業にとりつかれた感じがいい。そして、転移者が闇堕ちした姿に興奮してそのときだけスキルが発動する設定は面白い。自らを毒にするっていうのは在り来りかなと思ったけど、センセーのノリが好きなのでサクサク読める。さっちゃん割と黒いのか?センセーのせいな気もするけど。そしてセンセーの鎧の着方かわいかった。2024/10/27
7MHz
5
スキルなしと思われたセンセーが遂に覚醒する。それも以外なスキル。 さっちゃんらしき影も非常に気になる。 センセーって太宰治なの???気付くの遅すぎ。どうりでメロスと言う名が出てくと思ったのが納得。2024/08/03
かなっち
5
まさか、無気力で死にたがりの太宰治が、異世界では世界を救うヒーローになるとは。それも、レベルが誰よりも最弱なのに(笑)。そんな彼の敵は、魔王が滅びた異世界で、神に授かりし力を振るって暴走を始める転移勇者達でした。加えて、倒そうと思っていたわけではなく、偶然そうなったのが面白いのです。しかし、グレイトウルフを毒殺しちゃう、センセーの体に流れる猛毒って一体…汗。もしかして、センセーが「異世界失格」と判定すると、元の世界に転生させられるのでしょうか。一緒に自殺したさっちゃんもとうとう登場し、3巻に急ぎます。2024/08/02