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出版社内容情報
藤田和日郎最新作は、武×魔の異境幻想譚!
天狗に攫われ、仙境に行ったという童子。
その口が語るは、信じ難い世界〈仙境〉の実在──
魍魎跋扈する世界にて、
頂を目指すは武術の達人。
時も世界も超越し、強さ求めて駆け登る、
武×魔の仙境幻想譚、待望の第1巻!
【編集担当からのおすすめ情報】
第1話公開時点から大反響!
『うしおととら』『からくりサーカス』『月光条例』『双亡亭壊すべし』の藤田和日郎が新たに挑む、驚天動地の武術ファンタジーです。
ページをめくる度に降りかかる衝撃の連続、是非お手にとってお楽しみください!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うなぎ
25
おお、表紙で正直ちょっと不安になったけど、これ久々のヒットかもしれない!世界観はまだ謎だらけだけど、主人公ふたりがめちゃくちゃカッコいい!強くて渋くて漢気ある爺さんが好きな人は是非とも!巻末のクイズは昔のうしおととらっぽくなってて結構嬉しいな。次も買おう。2025/09/21
ホシナーたかはし
20
今ネットで流行っている異世界転生、異世界転移、若返りを、普通に考えたら怖いよね、て藤田先生視点で漫画化しているよう。この壮大な風呂敷をたたみきれるのか。2025/09/21
トラシショウ。
15
「でもなオメエ⋯斬る気ばかり逸って手の裡もできてねえ⋯剣がどうこうヌカしよるなら・ちゃんと修行してから儂の前に立てや」。江戸時代後期の歴史家・平田篤胤の前に連れてこられた十歳の少年は、自分が二百年後の人間である事、本来は85歳の老人である事、そして「螺界」と呼ばれる仙境に飛ばされて帰ってきた事を語り出す。数々のヒット作を生み出した少年漫画の名手が新たに挑むのは、ここに来てまさかの「異世界転生」モノ。カバー折り返しの「人気漫画家・島本和彦と作者」の写真で笑わそうとしてくるのやめろ(笑)(以下コメ欄に余談)。2025/09/25
コリエル
13
藤田和日郎の長編新作。昨今流行りの異世界ものを描いてみようと思って~という旨のコメントをしていたが、そこは藤田和日郎なので彼流の味付けがしてあるということで。見た目は子供、頭脳はじいさんなキッズ達人ふたりが無双する漫画がそうして出来上がったと。2025/09/18
わたー
12
★★★★★藤田和日郎の描く異世界転移モノが面白くないわけないだろ。いいかげんにしろ。天狗に仙界へ連れられて江戸後期に帰ってきた推定10歳の少年。彼曰く、自分は200年後の現代を生きた85歳のジジイで、天狗に年齢を奪われたのだと。彼の語る仙界での出来事を追想していく物語。外連味あふれる異世界の住人たちに、若い身体にジジイの精神性を宿したバラガキが2人。物語の伏線などはまったく回収されていないプロローグもいいとこなのに既にめちゃくちゃ面白いのがずるい。2025/09/24