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出版社内容情報
家族の呪縛を描くサスペンスホームドラマ
円妙照茉莉(えんみょう・てまり)は、地元のレストランの厨房で働きながら、父と姉、妹と4人で暮らしている。独立して店を持つ夢はあるけれど、10年前の母の失踪以来、精神的に不安定な父と、老朽化した家を自分が支えねばと奮闘する日々。
多額の死亡保険金を遺した母、私たち姉妹を恐怖で支配していた母…
照茉莉がそんな母の呪縛を断ち切ろうと決意したとき、驚くべきことが起きる。
――記憶を失くした母が、帰ってきた。
【編集担当からのおすすめ情報】
『泥濘の食卓』でも先の読めぬ人間模様を独特な視点で描き出した伊奈子先生の新作のテーマは、“家族”。
記憶を失って別人のようになった毒母の帰還という衝撃から始まり、家族の新たな一面、母の過去など、次々判明する事実から目が離せません。
そんな本作には、“家族”を描く傑作漫画『血の轍』『瞬きの音』の著者である押見修造先生から、ご推薦もいただきました。
「家族は、降りられないヘンな演劇だ。」
こう押見先生が形容された意味を、ぜひ本作を読んで確かめてください。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RoughMagician
12
重石やら呪縛などの、身動き取れない系の言葉がたくさん浮かんでくる。円妙家の独自ルールや母親の教育、罪悪感なんかで雁字搦めになっている主人公の様子を見てると、息苦しくなる。姉もまだ根深く縛られて、解放されようと激しく藻掻いている感じ。宗教二世の自分にとって、嫌な部分で強く共感してしまう作品。2025/07/31
みやしん
3
まず詐欺の可能性を考え、でなかったら司法の判断を受けるしかない。身元確認で警察と連絡しなかった医者もかなりうさん臭い。何よりも母親の毒に侵された長女と盲愛に狂う父親がキーマン。2025/08/05