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出版社内容情報
演劇で、世界を変える。
「ひとりの人間がなにもない空間を歩いて横切る、もうひとりの人間がそれを見つめる」――ピーター・ブルック
演劇とはなんだろう? 演じるって? 自分のことすらよくわかってないのに、他の誰かの生を演じることなんてできるの? わからないから、演じる。わかりたいから、演じる。
【編集担当からのおすすめ情報】
『ふつうの軽音部』クワハリ、キタニタツヤ、推薦!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
18
BookLive期間限定版で冒頭80ページほどを試し読みしました。 気をてらったりも何もなく、演劇で演じることを主題に置いた、良質なマンガ作品です。 主人公は劇作家を明確に目指しているようです。 そこにある挫折をしたであろう旧友との交流や、他の中学で圧巻の一人芝居を上演した女優魂を体現したような同級生がクラスメイトに加わり、たぶん、これから作品は大きく動くのでしょう。試し読みの部分だけでも気になる作品です。2025/03/24
コリエル
12
最近お気に入りの芝居漫画。芝居ものって、作者が読者に何かを届けたいというナマの欲求が伝わってくるからジャンルとしても好きなんだよな。これの主人公浜野も、世界をぶん殴ってやりたいという剥き出しの衝動があって、そんな彼に何が出来るのかを見て見たくなる。2025/03/12
ぷほは
8
バチクソに勢いが乗っている。セカイ系や異世界転生から、さらにひっくり返って、イマ・ココにある世界とどう対峙するかを問い直す表現として、とりわけポスト3.11、ポストコロナの想像力の中で、その感性を研ぎ澄ませてきた10代の彼・彼女らが選びとったもの、それが演劇であるという設定が、もうすでにドラマティックなのだ。声と言葉で、筋立てと書割りで、しぐさと目線で、匂いと手触りで、深慮とはずみで、情念と体液で、照明と空間で、音と抑揚で、指と足捌きで、衣装と表情で、人間で、髪で、息で、くちびるで、想像力が解放される。2025/03/28
毎日が日曜日
7
★★★★ 演劇で世界を変えてやる。熱いね! これからに期待。2025/03/14
Dー
4
漫画好きな人にオススメされて読んでみた。正直1巻で惹き込まれるような何かは感じなかった。ただその何かは突然でてきたりするのでもうしばらく読んでみたい。2025/03/22