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出版社内容情報
動物たちの感情を紡ぐ法獣医学ミステリー!
法獣医学者を目指し、学ぶ当麻は、
動物の関わる様々な事件に居合わせ、
そこに在る、魂と感情に寄り添っていく。
今巻で描かれるのは、
イヌ、ドロボウ、タンチョウ、シャチ――
動物たちの生き様と感情を見つめ、捉える。
真実と最期を映し出す法獣医学ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まる子
20
医学部を目指してはいるものの、進路に迷うちょっと変わった高校生の真智子。彼女の家に泥棒が入り、絶対記憶の当麻が犯人を追う⁉️犬は好きではないはずだった…。きっと彼を変えたのは忠誠心のある犬が「家族」の一人になっていたからだろう。3年後の姿を見て確信。夫婦鶴であるタンチョウ。一生添い遂げる彼らの絆とは。群れで行動するシャチ。「家族の条件は関わった時間」だと彼は考えた。9巻では人間と動物に関わる「家族」の話しだった。2024/09/15
ミキ
10
ドロボウが切なかったな。動物哲学とか動物心理学とかも面白そうだな。2024/05/19
れい
6
【図書館】獣医学部に入学する人って、最初から専門分野ありきで入ってくるのかなー?って思った。高校生までに特定分野に興味関心を狭めるってすごいよね。タンチョウは一度決めたパートナーと添い遂げるらしいけど、科学的にはそうしないと子が生き残れないかららしい。そう答えたら情もへったくりもなくなるけれど、人間はどうなんたろ。生存率が上がればそれでOKとはならないのが人間かな。2024/08/03
毎日が日曜日
6
★★★★2024/05/27
かなっち
5
動物たちの感情を紡ぐ、法獣医学ミステリー第9巻。今巻も、大学生の当麻君が大活躍してます。それは動物だけではなく、泥棒相手でも。類まれなる記憶力と推理力で、犯人を当てちゃうのが凄かったですね。ですが、その犯人が虐待犬を助けて可愛がり、3年後に再会した様子に涙が出ました。一方、個性強めな新キャラが加わり、益々賑やかになって楽しかったのは言うまでもありません。加えて交通事故にあったタンチョウや、命懸けの救出をして亡くなったシャチと、心温まるエピソードと共に知らない動物の生態にも詳しくなれて一石二鳥ですね。2024/05/25