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出版社内容情報
相異なる天才医師が、数奇な手術で交錯する
【手外科医】手塚一心、
天才医師の心には消えない闇がある――
手塚一心と並ぶ天才【手外科医】
明智紋次郎。
王嵐堂大学病院の手外科を
率いることになった彼は、
手塚一心の過去を知る。
父を喪い医師を志した手塚一心。
父を救われ医師を志した明智紋次郎。
相反する2人の人生を交錯させる、
数奇な2つの手術とは――!?
“手専門の医師”が縫いつなぐ
人生賛歌医療譚、交響の第4巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなっち
4
珍しい「手の外科医」の奮闘ぶりを描く医療譚、第4巻。今巻も難しい症例に向き合い、華麗なる手術を見せてくれました。そんな中、タイプの違う2人が同じ目的を持って、患者を救おうとする姿に胸を打たれたのです。普段はライバル視していただけに、尚更でしたね。そして、恩師を救うエピソードでは、学生時代の思い出と共に感動しました。恩師と言えば、死を知った一心君の迷いが気になります。一読者としてはフランスに行かずに、日本で明智先生と共に邁進してほしいのですが。…どんな答えになっても、次巻が楽しみなのは言うまでもありません。2024/05/01