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出版社内容情報
漫画と共に生きる物語! 漫画の漫画!!
画力に悩んだり、キャラクター作りに悩んだり…
漫画制作は楽しくも、難しくて苦しくて。
でも、仲間と一緒だからひたむきに進んで行ける。この私たちの“まんが道“を!
新しい季節に、新しい仲間の気配もあって、漫画愛の輪がもっともっと広がる予感!
顧問・手島先生がプロ漫画家として活動していた日々の追憶「ロストワールド」シリーズは第5弾を収録!
夢破れた先生と、夢に向かう生徒たち。漫画と共に生きる物語。
マンガ大賞2023 大賞受賞作品、待望の第5巻も漫画愛過積載でお届けです!
「ゲッサン」連載時のカラーページを単行本でもカラーで収録の豪華仕様単行本!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
46
島に新たなる仲間がっ!!!!後輩ながら気品があり優しさに満ちて、困った人を見過ごせない!登場前から島のあちこちで姿を見せていた彼女の正体は・・・。他にも実力差のある仲間たちによるコラボ、石龍光ちゃんの変化が眩しい。過去編ロストワールドでは、連載終了を迎えてしまった手島先生(当時は☆野0)の葛藤。キチンと纏めて終えるか、やりたい事を遺すのか。編集者の閻魔ちゃん、やっぱり良い人だった。自己負担で最終回書き換えって発想はなかったな。2024/04/18
nbhd
16
控えめに言っても、「令和のまんが道」で名作で傑作なのであった。ちょっと調べてみたら、マンガ大賞2023グランプリだったのね。「まんが道」を少し思い出してみると、あれって、「まんが環境」マンガなのね。このマンガでも、マンガを志す少女たちだけでなく、同人誌、コミケ、漫研、SNSなどなど、まんが環境がじっとりと描かれている。いま、まんが道を読むと昭和当時を感じられるように、令和の次の次くらいの世代がこのマンガを読んだら、令和当時を感じるんだろうなあ。2024/05/12
aisu
13
書泉グランデに見たことある絵の画集が売ってました。このマンガに出てくる石龍光の絵でした。ブルーピリオドみたいにあれは別の人に描いてもらってたのかな。ちょっと欲しかったけど…。自費出版だったのか?ケースに入ってて手に取ってないのでわからず。石龍親子みたいに、マンガや絵を描く事に全振りしてたら、それで食べていけなくなったらどうするのかと普通の親である私は思ってしまいますが、余計なお世話ですね。2024/03/01
緋莢
11
「〝天才”って褒め言葉かな?僕が相ちゃんより絵が上手いのは、お母さんが売れっ子漫画家だからでも、元々センスが あったからでもない。相ちゃんの何百倍も絵を描いたから。自分が努力をしない言い訳にしてない?」天才でいいよね、という相の言葉に対する光の返答。個人的に〝天才”って褒め言葉だとは思いますが、かなり安易で、それで片付けられてしまうのも多いので、使いどころは難しいな、と。その言葉に奮起して、絵を描きまくる相(続く 2024/11/09
JACK
10
☆ 高校の漫画研究会で真摯にマンガに向き合う仲間たちの情熱を描く熱い作品。1ページ描いて仲間に渡して続きを描いてもらうリレーマンガは描き手それぞれの個性が出ていて面白かった。同じ方向を見て一緒に戦う仲間がいることはとても幸せなこと。プロとの出会いや新しい仲間の参加など、これから一層面白くなりそうで楽しみ。手島先生の過去のエピソードも産みの苦しみが描かれていて強烈でした。マンガへの愛が強くて読んでいて何度もウルっと来てしまいます。何度も繰り返し読む事になりそうな素晴らしい作品です。2024/02/15