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出版社内容情報
一番嫌いなモノ、田舎
ゆあ 高校3年、春。なぜ彼女は田舎を憎むのか。なぜ彼女は家を憎むのか。なぜ彼女は 歌舞伎町に辿りついたのか。――歌舞伎に生き、『今』を生きる二十歳の女の子、ゆあの前日譚を描く番外編『Stairway to Heaven』開幕。
【編集担当からのおすすめ情報】
大好評を得た『明日カノ』第四章「Knockin’on Heaven’s Door」、本巻にて遂に完結。連載時web漫画では類を見ない1万越えのコメント数を得た衝撃のラスト2話を読んで、萌とゆあの顛末を見届けてほしい。今巻も加筆修正にくわえ、カバー裏にはサイコミ連載時にイベントで特別掲載された「萌とゆあの夏の日のif」イラストを収録する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムミン
11
携帯の広告から萌たゃ編のみ読破。 知らんぷりしていた自分を見つけられたことはとても良かった。失ったものは大きいが、彼女がこれから得るものもまた大きいと思う。 ゆあてゃに関しては、彼女の友人の定義が萌と違っていたので、ホスト遊びをやめた萌とは友達でいられないのだろう(同じ境遇や共通項でのみ繋がるのがゆあの友情だった)。 萌の生来の擦れていない素直さがあれば、きっとこの先も良いように進むような気がする。2021/10/31
MINA
8
皆、歪んでて闇深くて素敵だわ~。2021/10/11
かなっち
6
第四章『Knockin’on Heaven’s Door』のホスト編、本巻にて遂に完結です。ホストに入れあげて風俗勤めにまで落ちた萌ちゃんでしたが、目が覚めれたのはライン返信での名前間違いで。やっと現実に戻って来れてホッとしましたが、失ったモノが多くて…喪失感が半端なかったですね。というか、シレっと1位になってた楓の、商売魂が恐ろしい…(汗)。恐ろしいと言えば、もう一人のホストにハマってる少女、ゆあちゃんの豹変ぶりとホスト依存でした。ですが、番外の過去編を読んで、最低の家庭で育った弊害なのかと納得してる→2023/04/16
mahirunoahiru
4
現代の習俗が活写されているので興味深く読みました。ゆあたゃの台詞全部好き(初登場時の「見えないんだが!」から好き)なんだけど、この巻で特に好きなのが「どうでもいいよ!別に枕しててもいいよ!わたしはあんな迂闊な画像撮られるお前の意識の低さにキレてるんだよ!」で、別に本心からそうなわけではないだろうし作品のテーマが込められているわけでもないのだがホス狂の女の子本当にこう言いそう感がすごくよい。ホス狂の友達いないけど。2022/09/20
な。
4
おカネで心を動かそうとすれば、動かした心はまた他のおカネで動いてしまうわけで。周りに居る温かい人たちに萌たゃが気づけてよかった…。だからこそ、救いのないゆあが辛くて辛くて…。おばあちゃんを思いやることのできる優しい子だったのに…2022/01/11