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出版社内容情報
柳本 光晴[ヤナモト ミツハル]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
59
命懸けで闘うものが見つからず、退屈した日々を送る、藍田苺、14歳。将棋好きの元校長に、才能を見いだされた苺は、初心者のまま、市大会に参加することに。という話で冒頭、苺が同級生を椅子で殴る場面から『響』を連想。苺の性格も響っぽく、天才であるというのも似ている。ただし、響の小説の才能はわかりにくかったが、苺の将棋の才能は、具体的な描写や対局場面でかなり伝わってくる。特に市大会で連戦が続くあたりは読ませる。この作品が題材を変えた『響』にとどまるのか、それとも『響』の先を見せてくれるのか気になるところ。次巻待ち。2020/09/11
トラシショウ。
27
「言っとくけど、将棋の世界なんてどうでもいい・私の興味は一つだけ・売られたケンカは買う」。命を賭けられるだけの熱意を注げるものを見付けられずにいる中学生・藍田苺。男子生徒への暴行からそのカウンセリングを引き受けた元校長・宮村の趣味を通じて将棋を知った彼女は、「命を預かった」彼に連れられ、市大会に出る事に。将棋と出逢って僅か二日の苺の将棋が並み居る男共を打ち倒していく。「響~小説家になる方法」作者の新作は、またしても天才を描く物語・・・となるのか?読ませるけどちょっとまだ掴めないなぁ。(以下コメ欄に余談)。2020/08/19
山口透析鉄
22
期間限定版で1〜3巻を。 週刊少年サンデー本誌は電子版で購読していますが、この作品は食わず嫌いでしたね。 ちょっと破天荒で作画も今ひとつですが、勢いは悪くないです。 リアルに同時代に、正真正銘の天才棋士がいますので、逆にこのくらいにしないと、まんが作品としては成立しないのでしょうね。 譜面の監修者っていないんですかね?2023/05/10
LUNE MER
11
2024年に新たに出会った漫画作品は多いが、胸が激アツになったのは同じ作者による「龍と苺」と「響-小説家になる方法」。それぞれ将棋界、文学界を舞台としてあり得なさすぎる天才を描いた作品で主人公のキャラもかなり被っているのだが、どちらもあまりの面白さに貪るように一気読みするしかなかった。しかもこちらの「龍と苺」は単行本になってないところでさらに予想の斜め上を行く超絶な展開。なんでこんなに面白いのに本屋にあまり置かれてないんだ…2024/12/30
コリエル
7
連載もいよいよ大詰めといった雰囲気なのでボチボチ頭から読み返そうかと。序盤の苺メチャクチャ態度悪いし、大会に出てるオッサン共も輪をかけて性格が悪い。なんかこのギスギスした空気がもはや懐かしい。2024/01/10