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出版社内容情報
時、新選組がその名を馳せる一八六四年へ!
池田屋事件、禁門の変、第一次長州征討……
幕末の京を揺るがす事件が起き、
新選組がその名を轟かせる新たな年が到来する。
近藤、土方の元でその規模を拡大し
力を拡充する新選組。
そんな中、かつて隊から姿を消した
佐々木愛次郎の調査を土方から
命じられた入隊間もない山崎丞。
愛次郎は本当に死んだのか。
はたまた生きているのか!?
その足跡に迫る山崎の身に、
やがて危機が―――
【編集担当からのおすすめ情報】
新たな年を迎える今巻。
1864年は、6月(旧暦)に池田屋事件、
7月に禁門の変、8月に第一次長州征討と
新選組にとって大きな出来事が続く年となります。
新選組に剣客集団のイメージを植え付けたと言っても
過言ではない池田屋事件へと向かっていく物語に、
どうぞご注目ください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
40
芹沢鴨の息のかかった隊士の切腹により、新撰組から水戸の最期の幕が下ろされる。その傍ら餅つきに興じる隊士たち…この明暗コントラストが恐ろしい。そして土方の思惑の元に脱隊した隊士の粛正が始まる。組織の磐石を図る為か、探しだされ切腹を強いられる侍たち、謀略の土方それを容認する近藤、蚊帳の外にされていく理性の山南、新撰組の狂乱の時が訪れる。2021/11/06
毎日が日曜日
4
★★★2020/04/27
たー
3
殺伐としつつ重厚感のある歴史の渦に、のめり込むこと必至です。ここまで細かい新選組の漫画は読んだことないので、この先どうなっていくのか楽しみであると共に、史実をどこまで追うのか、最後まで描き切ることができるのかの不安もあります。頼むから打ち切りだけはやめて欲しい!個人的には総司の活躍が見たいのですが、今巻ではあまり見せ場がなく…。でも谷千三郎に剣の振り方を教えるシーンとか良かったなぁ。あと土方の総司に対する評価とかもいいですね。とにかく漫画とは思えない重厚さ。気付けば21巻だけど、もっと続いて欲しい作品。2020/04/13