思春期の危機をのりこえる - シュタイナー教育の実践的十代論

思春期の危機をのりこえる - シュタイナー教育の実践的十代論

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  • サイズ B6判/ページ数 423p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784098500031
  • NDC分類 371.47
  • Cコード C0037

出版社内容情報

不登校やいじめ、自殺の問題…今、思春期を取りまく教育問題が山積しています。本書には、若者たちが自分を見失うことなく、自分らしく生きていくための具体的ヒントが網羅されています。

本書は、日本の若者たちに「どうすれば、自分を見失うことなく、自分らしくすてきに、生きることができるか」を、やさしく語りかけます。そして子どもが将来、情熱と、知恵と、強靭さにあふれた若者に成長できるよう、具体的なヒントを、この本はたくさん用意しています。 不登校や中退、いじめや体罰、薬物の乱用、相次ぐ自殺など、今、日本の若者たちを蝕む深刻な状況にどう対処するか、そんな悩みや迷いにズバリこたえる実践的十代論です。 想定される読者も、直接にシュタイナー教育とかかわりのない一般の両親、教育関係者、十代の若者たち自身です。それだけに、特定の知識が前提とされず、だれが読んでも分かりやすくなっています。 シュタイナー教育は、“もう一つの教育の可能性”として、世界中から注目をあつめています。深い人間観察にもとづいた芸術性と道徳性が統合された教育方法は、一切の「知的拷問」から子どもたちを解放し、点数による成績評価も、落第もなく、子どもの性格に調和を与え、個性を育てる教育を目指しています。 著者はソシアルワーカーとして、また現場の高校教師として、幅広い経験をもとに実践的な立場で書いていて、思春期の青年の見方、感じ方の大切さが自然