出版社内容情報
「生活・総合」の授業づくりに役立つ事例集
全国でも先進的な「生活・総合」の授業研究を進めている新潟県新潟市内小学校の授業実践例を中心に、文部科学省が唱える「令和の日本型学校教育」時代における「生活・総合」の授業づくりを具体的に提案する。
●巻頭インタビュー・・・田村学(國學院大學教授)
●全学年授業実践レポート・・・小1~2「生活科」、小3~小6「総合的な学習の時間」各学年1単元について、単元構想、単元計画、単元の流れと共に授業レポートを展開。
●「生活・総合」教師の悩みにお答えします!・・・これからの授業づくりにおける、読者が抱く疑問や悩みに回答。
内容説明
田村学先生とともに1年間学んできた先生方の最新の実践事例を通して、質の高い「生活・総合」の授業づくりのヒントが得られます。小1から小6まで各学年の実践事例を掲載。授業者による解説と子供たちの生の息遣いまで伝わるような授業レポートで、単元構想と授業の具体的な流れを把握できます。すべての授業について実際の単元計画・年間指導計画も掲載しており、「生活・総合」の単元デザインを考える上で役立ちます。生成AI時代になぜ「探究」の必要性が高まるのか、田村学先生の巻頭対談で今とこれからの見通しが得られます。「生活・総合」の授業づくりにまつわる先生方のよくある悩み・戸惑いに、Q&A形式で分かりやすくお答えします。
目次
“特別対談”令和の「生活・総合」に求められる「探究」とは?
1年生活 じぶんでできるよ―家族しあわせ大作戦
2年生活 町のすてき大はっけん
3年総合 できたてキッチン
4年総合 古町スイーツプロジェクト
5年総合 にいがた大フィールド―生き物のためにできること
6年総合 地域の歴史・伝統について探究―全体の探究から個人探究へ
特別付録 「生活・総合」教師の悩みにお答えします!
著者等紹介
田村学[タムラマナブ]
文部科学省初等中等教育局主任視学官。1962年、新潟県生まれ。新潟県の小学校教諭、指導主事などを経て、文部科学省教科調査官(生活科・総合的な学習の時間)を務める。2015年より同省視学官となり、現行学習指導要領の改訂に尽力。その後、國學院大學教授を経て現職
矢ノ浦勝之[ヤノウラカツユキ]
1964年、山口県生まれ。教育ジャーナリスト。月刊誌「総合教育技術」(小学館刊)においてライターを務め、全国の小・中学校約800校を取材。東京学芸大学卒業。小学校(全科)、中学校・高等学校(国語)教員免許保有(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。