出版社内容情報
小学校教育界の巨人・有田和正先生追悼文集
社会科の授業名人として、戦後小学校教育に偉大な足跡を残した有田和正先生。「材料七分に腕三分」の考えのもと、数百におよぶオリジナルの教材を開発し、現役教師引退後も愛知教育大学教授、東北福祉大学教授、同特任教授を歴任。日本全国での講演、研究活動を精力的にこなされ、多くの名教師を育てましたが、2014年5月、惜しまれつつ逝去されました。絶筆となった月刊『総合教育技術』での連載「人を育てる」を中心に、晩年のインタビューや有田先生の最後の模擬授業を再現し、盟友、後継者たちの追悼文を掲載。有田教育哲学の集大成としました。人に教えるとはなにか、人を育てるとはなにか。教師、学生、親、社会人に必読の至言集。
内容説明
社会科の授業名人として小学校教育に偉大な足跡を残し、幾多の名教師を育てた有田先生からの最後の教え。子どもを教えるとは、人を育てるとはなんなのか。教師、親、学生、社会人、必読の至言集。
目次
第1章 追究の鬼を育てる(たった9字のほめ言葉が大画伯を生んだ;いじめをいち早く見つけることこそ管理職の役目だ ほか)
第2章 インタビュー「子どもの評価」
第3章 最後の模擬授業「6年生最後の授業をどうするか」
第4章 有田先生を悼む(有田和正先生の人間性と感化力;有田実践における「笑い」 ほか)
著者等紹介
有田和正[アリタカズマサ]
1935年、福岡県生まれ。玉川大学文学部教育学科卒業。1958年に福岡県の公立小学校の教諭となり、1967~1976年福岡教育大学附属小倉小学校、1976~1992年筑波大学附属小学校で教壇に立つ。1976年より社会科・生活科の教科書(教育出版)を執筆。1992~1999年愛知教育大学教授。1999年に教材・授業開発研究所を立ち上げ代表に。2006~2010年東北福祉大学子ども科学部教授、2010年からは同特任教授を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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