人を育てる―有田和正追悼文集

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  • サイズ B40判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098401543
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

小学校教育界の巨人・有田和正先生追悼文集

社会科の授業名人として、戦後小学校教育に偉大な足跡を残した有田和正先生。「材料七分に腕三分」の考えのもと、数百におよぶオリジナルの教材を開発し、現役教師引退後も愛知教育大学教授、東北福祉大学教授、同特任教授を歴任。日本全国での講演、研究活動を精力的にこなされ、多くの名教師を育てましたが、2014年5月、惜しまれつつ逝去されました。絶筆となった月刊『総合教育技術』での連載「人を育てる」を中心に、晩年のインタビューや有田先生の最後の模擬授業を再現し、盟友、後継者たちの追悼文を掲載。有田教育哲学の集大成としました。人に教えるとはなにか、人を育てるとはなにか。教師、学生、親、社会人に必読の至言集。

内容説明

社会科の授業名人として小学校教育に偉大な足跡を残し、幾多の名教師を育てた有田先生からの最後の教え。子どもを教えるとは、人を育てるとはなんなのか。教師、親、学生、社会人、必読の至言集。

目次

第1章 追究の鬼を育てる(たった9字のほめ言葉が大画伯を生んだ;いじめをいち早く見つけることこそ管理職の役目だ ほか)
第2章 インタビュー「子どもの評価」
第3章 最後の模擬授業「6年生最後の授業をどうするか」
第4章 有田先生を悼む(有田和正先生の人間性と感化力;有田実践における「笑い」 ほか)

著者等紹介

有田和正[アリタカズマサ]
1935年、福岡県生まれ。玉川大学文学部教育学科卒業。1958年に福岡県の公立小学校の教諭となり、1967~1976年福岡教育大学附属小倉小学校、1976~1992年筑波大学附属小学校で教壇に立つ。1976年より社会科・生活科の教科書(教育出版)を執筆。1992~1999年愛知教育大学教授。1999年に教材・授業開発研究所を立ち上げ代表に。2006~2010年東北福祉大学子ども科学部教授、2010年からは同特任教授を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taku

1
有田先生の命日にふと思いたって、読んでみました。 子どものことを本当に大切にされていた方だということが改めて伝わってきました。 私は単純なので、すぐに感化され、早く学校が始まってほしいと心から思いました。2020/05/03

miu_miu

1
伝説の小学校教師有田和正氏の追悼文集です。素晴らしい笑顔の写真から人となりが伝わります。「はてな?帳」を書かせ、ユーモアと笑い、褒め8割叱り2割で、自ら疑問を持ち究明していく「追究の鬼」を育てます。教育の原点は「子供を見る」ことで、大前提として子供に興味、好奇心を持ち大好きになること、そして日々評価して実態を掴み、それを良い方向へ変えることと言っています。紹介されている小1の作文や行動がレベル高すぎてビックリ。愛情、情熱、笑いで自発性を育てる。企業の人材育成でも基本は同じだなと思いました2016/01/03

草食系教師

1
今の自分の環境じゃ、まずい。というのが正直な感想。有田先生になる必要なんか、ないんだけど。焦燥?絶望?今自分が考えていることは間違っていないことを確信できるという意味では希望?2015/09/22

epitaph3

1
有田和正先生最後の模擬授業が心打たれる。最後まで笑いが生じる模擬授業だった。授業一つにどれだけ取材をしてきていらっしゃったのだろう!2014/12/09

Miwa Kinoshita

0
有田先生のことは存じ上げなかった…でも本屋さんで見かけて即買いした。こんな先生に教わりたかったと心底思ったし、教える仕事を持つ身として、学ばせていただくことが多々あった。子育てや仕事、全ての人間関係に活かせる内容。おすすめです。

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