出版社内容情報
ネットの闇から子どもたちを守るために
自分は子どもたちを間違った方向へ導いてしまったのではないか。コンピュータが連れてきた「新しい心」をもつ子どもたちとどう向き合うか、IT教育を推進してきた第一人者ならではの新しい視線で考えていきます。
ネットの世界でいま何が起こっているのか
内容説明
子どもたちの心が翳りはじめている。われわれは絶対に子どもたちを誤った方向へ導いてはならない。
目次
第1章 皆既食ジレンマ
第2章 インターネット教育の黄昏
第3章 子ども時代の脳発達
第4章 モーツァルトのピアノ、アインシュタインの磁石
第5章 不思議の環
第6章 子ども絶滅危惧種
著者等紹介
戸塚滝登[トツカタキト]
1952年、富山県生まれ。富山大学理学部物理学科卒。1978年から2003年まで25年間、富山県内の公立小学校で教諭を務める。70年代末よりコンピュータ教育を実践、日本のコンピュータ教育のパイオニアの一人である。50歳になったのを機に早期退職し、長年の夢であった子どものための教育ソフトウェアの研究開発に従事している。パソコンを使いながら自然の中からサイエンスと数学を学ぶ子どもコンピュータスクールを創るのが夢。現在、早稲田大学子どもメディア研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takasan828
0
子どもにはできるだけ五感を育む環境を与えてあげたいな。2010/02/28
kafkalife
0
面白い部分はあったが文章(/体)が恣意的、一昔前なら「テレビが作る現代の子どもたちの心の闇」とでもなっていそうな。最後の三条を言えば良いだけなのに、必要以上にネガティブで危機意識を煽る。その時代を生きた僕の感覚では、PCは「金持ちの家にしかなかった書庫部屋」を誰にでも利用できるようにしてくれたもので、貧者上位が手に入れた可能性についても触れて欲しかった。2009/11/06
takachan
0
ちょっと感動。2008/10/07