出版社内容情報
小児医学の第一人者が綴る子ども、人間、命
わが国小児医学界の第一人者である著者が、長年の体験をもとに、人間の生き方、心の育ち方(いじめ、虐待など)、命の未来について綴る待望のエッセー。現代の子育てについて、めぐらした思いの数々。
子どものいのちを見つめて
内容説明
わが国小児医学界の第一人者である著者が、50年余の歩みをとおして見つめた、子どもの心とからだ。
目次
第1章 新しいパラダイムと子ども学(二一世紀と第三のミレニアムをむかえて;新しいパラダイム―「場」と「シントピー」 ほか)
第2章 生命の捉え直しと子ども学(共生の生命科学;宇宙と生命―共生の原点 ほか)
第3章 子育ての子ども学(子どもは生きる力をもって生まれてくる;赤ちゃんの心と表情 ほか)
第4章 旅の中の子ども学(近くて遠い町、極東ロシアのハバロフスク;遠くて近い国、ノルウェー ほか)
著者等紹介
小林登[コバヤシノボル]
東京大学名誉教授・国立小児病院名誉院長。子どもの虹(日本虐待・思春期問題)情報研修センター長、サイバー子ども学研究所:チャイルド・リサーチ・ネット所長。医学博士。昭和2年生まれ。昭和29年東京大学卒業。米・英の小児病院留学。東京大学医学部教授(小児科学)、国立小児病院小児医療研究センター初代センター長、国立小児病院院長を歴任。臨時教育審議会委員、国際小児科学会会長等を務めた
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