出版社内容情報
「戦後国語教育の最大の失敗は、教えない先生が増えたことです」と、大村はまは言い切る。「プロとして教えること」に徹した人の、96歳の1年間の発言と集成・講演CD付。
「戦後国語教育の最大の失敗は、“教えない”先生が増えたことです」と言い切る、〈国語の神様〉大村はま。「子どもの個性尊重」の名に隠れて“プロとして教える”ことがおろそかになってしまったのではないか? 百人の子どもに百種の教材を用意する。そして人と比べられることのない「優劣のかなた」で真の力を身につけさせることを目ざして、ひたすら実践を磨いた人の言葉は鮮烈である。国語教師を52年勤め、96歳の今も新しい教材を作っている大村はまが、この1年間、渾身で世に訴えた発言(講演、インタビュー)を集成。★講演CD付き。
内容説明
プロとして「教えること」を厳しく追求し、膨大なエネルギーをもって展開してみせた、生涯現役教師・大村はま96歳の1年間の発言と軌跡を集成。
目次
1 大村はまの発言(講演 「学力低下」の声を聞きながら;保護者の質問に答えて 豊かな言葉を育てる;三津浜小学校にて;講演 子どもを知るには、お話を;インタビュー 「子どもに力をつけること」を見きわめて;講演 教材をつくる、授業をつくる)
2 大村はまの軌跡(2002~03年―大村はま96歳の仕事;大村はまの軌跡―1906~2002)
著者等紹介
大村はま[オオムラハマ]
1906年、横浜生まれ。1928~81年の52年間、高等女学校と新制中学校で、一国語教師として教え続け、生徒一人ひとりに合わせて自作の教材を用意し、「誰も優劣を考えず、夢中で言葉を勉強する時間」の創出に渾身の力を傾けた。現在も、新しい教材を考え、また国語教育についての発言を重ねている
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