本当の学力がつく「新しい算数」―学力低下はホンモノか

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 13X19cm
  • 商品コード 9784098400799
  • NDC分類 375.412
  • Cコード C0037

出版社内容情報

4月から実施された新学習指導要領での「学力低下」が叫ばれる中、算数がどのように改訂され、どんな学力をつけたいのか、当該の文部科学省教科調査官の著者が趣旨徹底の思いを込めて、一般向けにわかり易く解説。

 今年4月より新しい教育課程での学校教育が始まった。学校週5日制が実施され、授業時数が2割削減し、学習指導の内容も厳選された。「ゆとり」と「生きる力」がキーワードになり、一部新聞の報道により、「学力低下」批判が高まった。 本書は、「新学習指導要領」への誤解がなぜ起きたのか、様々な議論の背景について文部科学省教科調査官の著者が、改訂の経緯と趣旨徹底の思いを込めて、一般向けにわかり易く解説した。子供たちの学力の現状はどうなっているのか、本当の学力を向上させるにはどうしたらよいか、など算数科の指導のあり方についても言及。「学力低下」を批判する人にこそ、読んでもらいたい文部科学省からの「本当の学力」を考える待望の反論本。

目次

1 新しい学校教育はじまる
2 新学習指導要領(算数)はどのように改訂されたのか
3 新学習指導要領への誤解
4 算数教育の歴史をひもとく
5 子供の学力の現状はどうなっているのか
6 どのようにして子供の学力を向上させるか
7 学校教育の大きな目標は何か
8 新学習指導要領と学習指導の進め方についてのQ&A

著者等紹介

吉川成夫[ヨシカワシゲオ]
昭和30年、東京に生まれる。筑波大学(数学専攻)卒業。筑波大学大学院修士課程(教科教育専攻)修了。東京都立高等学校教諭、筑波大学附属中学校、同高等学校教諭をへて、昭和59年から上越教育大学学校教育学部、同大学院に勤務。教員志望の大学生や、現職教員を中心とする大学院生を指導する。平成元年度に文部省在外研究員として約1年間、アメリカの南イリノイ大学で数学教育について研究する。上越教育大学助教授から、平成3年9月に文部省初等中等教育局小学校課・教科調査官となる。算数を担当し、学習指導要領にかかわる仕事や教育課程実施状況の全国調査などを行う。平成13年1月に、中央省庁再編にともない、国立教育政策研究所教育課程研究センター・教育課程調査官、文部科学省初等中等教育局教育課程課・教科調査官となる
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感想・レビュー

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wattann

0
ありきたりな内容2009/09/18

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