出版社内容情報
老いてから、あらためて生まれたつもりで出す声、老いのうぶ声。生涯学習として80歳から始めた俳句を多数収録。若々しい句風で親しみやすく俳句を学ぶ楽しさが伝わる一冊。
この本は、波多野完治が、生涯学習として80歳から始めた俳句とその解説をまとめたものです。現在、92歳とは思えないほど若々しい句風で親しみやすく、生涯学習としての学ぶ楽しさがひしひしと伝わってきます。 老いてから、あらためて生まれたつもりで出す声、老いのうぶ声。まっさらな自分の声をと自らつけたタイトルです。句風は自由かったつな精神に溢れています。ユーモアや諧謔の詩心、上品なエロスを感じさせる句もあり、それらが老境の華やぎとなっています。具体的な内容は次のとおりです。 <序文> 「未来図」主宰・鍵和田先生の句評と解説<0章・門前> 28歳から80歳に及ぶ俳句としては無為同然の時期<1章・入門> 自分の俳句思想とぶつからない「未来図」の会に入る(平成3?4年)<2章・一途> 他の句会にない初心者向きの全句講評が気に入る(平成5?6年)<3章・遅歩> 俳句能力が落ち、進歩も退歩もない平均句の時期(平成7?8年)<あとがきにかえて> 生涯学習としての俳句づくり。
内容説明
老いてからあらためて生まれたつもりで出す声、老いのうぶ声。現在92歳とは思えないほど若々しい句風で、親しみやすく、生涯学習としての学ぶ楽しさがひしひしと伝わってきます。