出版社内容情報
阪神大震災、いじめ、子育てなど、興味深い体験談を通して、国際的視野から意見を述べています。他に、香港の話、日本人と結婚することになって知った日中戦争のこと、エチオピアのキャンプの話など5つの章で構成。
阪神大震災、いじめ、子育てなど、今、日本中の注目を集めているテーマをとりあげました。香港、カナダ、アメリカ、日本と4か国で生活したアグネス・チャンが、興味深い体験談を入れながら、それぞれのテーマに国際的視野から意見を述べています。 本書は、 震災の地神戸を訪ねて、 いじめからの生還、 私の原風景（香港の生活）、 子育てから学んだ豊かな心、 大人だって泣いていい、の5章で構成されています。 第1章は、ボランティアで被災地を訪れて見たり聞いたりしたエピソード、第2章はタレントになった当初アグネス・チャン自身が体験した、つらいいじめの話、次男がいじめられた様子など、リアルに描いています。 第3章では、子ども時代を綴るめずらしい香港の様子、第4章は、アメリカと日本の幼稚園の違いなど子育てしながら感じたこと、第5章では、日本人と結婚しようとして知った日中戦争の悲惨さやエチオピアのキャンプで見た病気と飢餓に苦しむ人々の姿、老人問題にもふれています。そして最後に、辛いときにはがまんばかりしていないで、思いきり泣こう。そのあとで、みんなで力を合わせて涙の責任をとろうと結んでいます。 はじめに （第1章）震災の神戸を訪ねて たった20秒
目次
第１章 震災の神戸を訪ねて
第２章 「いじめ」からの生還
第３章 私の原風景―たくましさと知恵を育ててくれた香港
第４章 子育てから学んだ豊かな心
第５章 大人だって泣いていい
