出版社内容情報
妻として母として女として…とんでる女性伝
わが国の女性心理学博士の先きがけとして、戦前は幼児、児童の調査研究に、戦後は幼児教育、帰国子女教育など、“子どものために”活躍、夫君の波多野完治氏(心理学者)の三役女房(妻として、母として、女として)のユニークな生き方を、みごとな筆致でえがいた伝記。波多野勤子の子どもとの往復書簡集『少年期』は戦後の大ベストセラーとなったことは有名である。
内容説明
妻として母として女として―三役女房をみごとにこなした、ベストセラー〈少年期〉の著者・波多野勤子への愛妻物語。
目次
亭主を生かした丙午
女性心理学者への第一歩
翔んでる女性の先駆として
海外旅行で見たもの
三役女房の“わたしの秘密”