出版社内容情報
問題を抱える高校生をコミュニケーションゲームを通して、仲間とふれあい心を開かせ、未来のある高校生に変えてしまう感動の実践記録。巻末資料として、コミュニケーションゲームの展開の仕方を多数紹介。
少年(特に17歳)による凶悪犯罪、不登校、いじめなどが社会問題となっています。著者の高塚人志氏(鳥取県立赤碕高校教諭)は、これらの根元は、「コミュニケーション不足」「人間関係の体験不足」が影響していると考え、全国に先駆けて高校の授業に新教科「レクリエーション指導」を導入することに奔走し、老人ホームや保育所での交流やコミュニケーションゲームを通して、問題を抱える高校生を、未来のある高校生に変えてしまうという実践を行っています。この本は、その「人間性回復のドラマ」を感動的に伝えています。また巻末資料として、レクリエーション実技指導案を付け、展開方法をやりやすくするとともに、ゲームを多数紹介しています。
内容説明
青少年犯罪・不登校・いじめなどの元凶である「人間関係の体験不足」!この問題にさまざまな人間関係体験を通して取り組んだ「人間性回復のドラマ」。コミュニケーション・ゲームも多数紹介。
目次
第1章 新科目「レクリエーション指導」はこうして生まれた(レクリエーション授業への道;レクリエーション授業とは)
第2章 レクリエーション授業でクラスは変わり、学校も変わった((二年生一学期)コミュニケーション・ゲームで人間関係の基礎を学ぶ
(二年生二学期)高齢者と交流して人間関係の応用を学ぶ
(二年生三学期)仲間意識を高めるゲーム ほか)
第3章 コミュニケーション・ゲームの展開方法(レクリエーション指導実技指導案;グループ協同ゲーム実技指導案;職員研修―仲間づくり・人間関係づくりに役立つコミュニケーション・ゲーム ほか)
著者等紹介
高塚人志[タカツカヒトシ]
昭和25年生まれ。順天堂大学体育学部卒業。鳥取県立倉吉西高等学校の講師を経て、昭和53年4月から同校教諭。慢性肝炎で2年間休職のあと、昭和57年4月から復職。倉吉東高等学校を経て、現在赤碕高等学校保健体育科教諭。鳥取県レクリエーション協会理事長、鳥取県学校レクリエーション研究会会長として学校をはじめ、地域、高齢者施設などで「レクリエーション支援」や「心を開き心を結ぶ人間関係づくり」に活躍中
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