小学館新書<br> ロンジェビティ・エコノミー―115兆円の「長寿市場」で強く豊かに

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小学館新書
ロンジェビティ・エコノミー―115兆円の「長寿市場」で強く豊かに

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098255177
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「高齢社会」こそ日本の成長分野となる

「5年生存率、3割」
50歳の冬、著者はステージ4の血液がんを告知された。病室のベッドで書き続けていたのは、遺書でも回顧録でもない。一本の議員立法案だった。自分がいなくなっても残る「仕組み」をつくりたい――上場企業の経営者だった著者は、2度の落選を経て、2026年2月、衆議院議員になった。

日本は世界一の長寿国だ。だが私たちは長生きを、医療費・介護・年金という「負担論」でしか語ってこなかった。長寿はいつのまにか、申し訳ないことになっている。

本書はそれを逆から見る。長寿は、設計次第で日本最大の成長戦略になる、と。

葉っぱを売って年商1千万円のおばあちゃん、新たに人工透析を始める患者をほぼ半減させた地方都市、断熱改修だけで血圧が下がった住宅。可能性はすでに各地にある。足りないのは、それを1本の戦略に束ねる国の「設計」だ。

健康、就労、治療との両立、介護、そして住まいと金融。病気になっても働ける社会、歳を重ねても役割を持てる社会は、個人の善意や民間企業の努力だけではなく制度がつくる。

いまもなお闘病中の著者が、残りの人生を懸けて描くマスタープラン。

【編集担当からのおすすめ情報】
小泉進次郎氏から「『はじめに』だけでも読んでみて下さい。藤田さんの覚悟が伝わります」との推薦コメントをいただきました。その言葉どおり、まずは冒頭の数ページを開いてみてください。

けれど、これは「政治家の本」ではありません。病気になっても働けるのか。歳を重ねて、社会に居場所はあるのか。親の介護を、家族だけで背負うのか――生きていれば誰もが必ずぶつかる問題に、真正面から答えを出そうとした一冊です。

著者は上場企業の会長でありステージ4のがんと闘いながら、2度の落選を経て政治家になりました。だからこの本には、当事者の切実さと、経営者としての設計図の両方があります。長寿を「負担」ではなく最大の成長戦略として描き直す視点は、その二つが重なったところから生まれたものです。

社会論であり、ビジネス論であり、人生論でもある。読み進めるうちに、これは自分の話だと気づくはずです。


【目次】

はじめに
序章 なぜ日本にロンジェビティ・エコノミーが必要なのか
第1章 予防医療は「支出」ではなく「投資」である
第2章 50代・60代・70代の就労を再設計する
第3章 病気になっても、働き続けられる社会へ
第4章 介護・地域ケアを“支える分野”から“育てる産業”へ
第5章 住宅・移動・金融を長寿前提で組み替える
終章 長寿を、負担ではなく希望に変える国へ

内容説明

現役世代が高齢者を支える構図は、すでに転換点を迎えている。「長寿化=負担」というレッテルを覆し、予防医療や長寿産業への大胆な投資で経済を回し、高齢になっても社会と関わり続けられる環境を整える。そして、長く生きれば誰もが直面し得る「病気と仕事の両立」を、国の制度として確立していく。長寿社会の不安を逆手にとって日本再生へ―ステージ4のがんを経験し、闘病を続けながら政治の世界へと飛び込んだ現役の国会議員が、新しい「国家の設計図」を描き出す。

目次

序章 なぜ日本にロンジェビティ・エコノミーが必要なのか
第1章 予防医療は「支出」ではなく「投資」である―健康寿命を延ばすことが、なぜ成長につながるのか
第2章 50代・60代・70代の就労を再設計する―長く働ける社会が、長く成長できる社会をつくる
第3章 病気になっても、働き続けられる社会へ―がん・慢性疾患と仕事の両立を当たり前にする
第4章 介護・地域ケアを”支える分野”から”育てる産業”へ―ケアの再設計が地域経済を強くする
第5章 住宅・移動・金融を長寿前提で組み替える―暮らしの再設計が、新しい市場を生み出す
終章 長寿を、負担ではなく希望に変える国へ―長寿社会が、日本再生の戦略になり得る

著者等紹介

藤田誠[フジタマコト]
1973年生まれ。埼玉県三郷市育ち。1997年明治大学商学部卒業後、広告代理店やライブドアを経て独立。現INCLUSIVE Holdings株式会社を創立し、2019年に上場させる。現在に至るまで老舗料亭から人工衛星事業など幅広く経営。2度の国政選挙での落選を経て2026年2月、第51回衆議院議員総選挙において埼玉14区から出馬し、初当選を果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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みじんこ

5
著者が議員なのを初めて知った。父の自死、がんサバイバーとしての経験、当事者であるがゆえの目線がある提言。長寿社会に対して悲観するだけでなく、それを前提とした上での病気や介護と仕事を両立可能とする制度設計、特に役割の再設計や柔軟な働き方はまさに今求められている。高齢になってから若い頃と同じように働くのはとても無理だと思ったが、別な形でならまだできそうと思えた。各地での様々な取り組みも紹介され、アンカーテナンシーも含めて官民で連携し良い知恵を出し合うことが現役世代の負担軽減、より良い長寿社会へ繋がるといえる。2026/10/12

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