出版社内容情報
人生を変えるヒントになる、後悔の言葉集
高齢者医療に長年従事してきた著者・和田秀樹氏は、誰も見舞いに来てくれない、元大企業の幹部で高慢な性格の患者を見て、考え方や生き方を変えたと言います。それまでは医学界での名誉を求めていたそうですが、本当に自分のやりたい医療を行ったり、映画を撮ったりする方向にシフトしたのです。性格もおだやかになったそうです。
著者は一人の患者を見て生き方を変えましたが、
この本にちりばめられた、高齢患者たちの残した言葉や、それに基づく著者の考えは、あなたの人生を変えるきっかけになります。
「働きすぎなければよかった」
「定年後の生活について、もっと考えておけばよかった」
「もっと家族と旅行しておけばよかった」
「友人や仲間との交流を大切にすべきだった」
「他人のことなど気にせず再婚すればよかった」
「お金を惜しまず、思い出をつくるべきだった」
「昔、仲違いした人のことが気になっている」
など、人間関係やお金、健康、旅行などのさまざまな後悔について
著者が考察しています。そして後悔のない人生のための助言も載せています。
何歳からでも、人生はやり直せます。
この本を読んで、新たな一歩を踏み出してみませんか。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者の和田秀樹氏は現在65歳。たまたま香川県琴平町の近くで講演会を行った際、次に来たときはのぼれないかもしれないと考えて、金刀比羅宮の長い階段をのぼったそうです。ぜひ、皆さんもこの本をご覧いただき、「次の機会はもうないかもしれない」「やるなら今しかない」と考えて、やりたいことをやる、悔いのない人生を手に入れてください。どんな年齢であっても、自分の人生の中で今が一番若いのです。今日から人生を変えましょう。
【目次】
内容説明
30年以上にわたり高齢者医療に携わってきた医師が、患者たちが死の直前に残した後悔の言葉を集め、解説します。「働きすぎなければよかった」「定年後の生活についてもっと考えておけばよかった」「もっと家族と旅行しておけばよかった」「子どもたちの反対を押し切っても再婚しておけばよかった」「お金を惜しまず、思い出をつくるべきだった」などについて、生き方を変えるヒントになる解説を多数収録。人生に悔いを残したくない方、必読です。
目次
第1章 「やらなかった後悔」はずっと心に残る―経験・挑戦に関する後悔(好きなことを思い切り楽しめなかった;死ぬ前に旅行に行きたかった;周りの目を気にせず、挑戦してみればよかった;若いころの失敗をずっと引きずっている;もっと勉強しておけばよかった)
第2章 本音を伝える勇気があれば―人間関係をめぐる後悔(家族のために自分の人生を犠牲にしてきた;人生の大事な選択を人に委ねてしまった;子どもの反対を押し切っても再婚すればよかった;子どもの選択を受け入れられない;友人や仲間との交流を大切にしなかった;昔、仲違いした人のことが気になっている;いつまでも人への恨みが消えない)
第3章 もっと自分の体と心の声を聞けばよかった―健康や医療の後悔(医者の言うことを聞きすぎなければよかった;高齢になるまで我慢を重ねてしまった;納得できる医療を選ばなかった;自分の体について調べる努力を怠った;もっと「心の健康」に気を配るべきだった;もっと気楽に生きればよかった)
第4章 不安や心配ばかりで人生を楽しめなかった―お金の後悔(お金の心配をしすぎていた;介護保険について知っておけばよかった;お金を惜しまず、思い出をつくるべきだった;子どもに資産を残しすぎた;「自分の生きた証」を残したかった)
第5章 もっと自分の人生を楽しめばよかった―人生全体の後悔(働きすぎなければよかった;定年後の生活について、もっと考えておけばよかった;「自分の人生はこれでよかったのか」と考えてしまう;「正しい選択」ができなかった)
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。一橋大学経済学部非常勤講師。幸齢党党首。高齢者専門の精神科医として三〇年以上にわたり高齢者医療に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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