小学館新書<br> 人生で残酷なことはドラゴンズに教えられた

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小学館新書
人生で残酷なことはドラゴンズに教えられた

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098254897
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

出版社内容情報

ドラゴンズは「不条理」を学ぶ教科書だった

球団史上初の「3年連続最下位」で2025年シーズンを迎える中日ドラゴンズ。井上新監督による再出発をドラファンは注目する一方、“どうせドラゴンズは…”と達観(諦観)の目で見ているファンも少なくない。
それというのも、強かった時も弱かった時もファンは「残酷な思い」を味わい続けた歴史があるからだ。
そんな屈折した思いを、ファン歴半世紀の拓殖大学教授・富坂聰氏が綴る。日中問題の専門家による「中日(ファン)問題」とは──。

●強くても嫌われ、弱くても蔑まれてしまう中日ファン
●長嶋茂雄と松井秀喜の花道を邪魔した「KYなチーム」
●名選手でもオールスターに選出されない「田舎球団の悲哀」
●「ナゴヤ・アズ・ナンバーワン」「名古屋ファースト」のファン心理
──そんな“悲哀”を味わっても、“冷たい視線”を浴びても応援するファン。そうした「残酷さ」を含めてドラゴンズは魅力的だからである。

巻末には「ウーやん」こと宇野勝氏と著者による爆笑スペシャル対談「ドラゴンズと名古屋にどっぷり浸かった私たち」を収録!


【編集担当からのおすすめ情報】
本書は約1年前、著者の富坂聰氏や出版関係社、企業関係者の間で、“ひっそりと”催されるドラゴンズファンの会合で冗談半分に飛び出した企画でした。

ファン以外は誰も覚えていないでしょうが、その時期(2024年シーズンの開幕直後)は、低迷が長く続いたドラゴンズが何と「約8年ぶりの単独首位」に躍り出た頃で、参加メンバーも大いに盛り上がりました。

しかし(やっぱり?)、シーズンが終わってみれば首位と16.5ゲーム差……、そして球団史上初の3年連続最下位という結果でした。

それを受けて、ドラファンが味わった「(残念どころではない)残酷な思い」を作品にするべく、富坂氏の執筆が始まりました。

ドラファンが味わってきた「残酷さ」の理由は、「単に(近年の)チームが弱いから」だけではありません。落合博満監督が黄金時代を築いた2000年代後半は「強いけれど、好きになれない」と言われることが多く、かなり遡れば巨人のV10を阻止した時には「長嶋茂雄の引退の花道を邪魔した」とまでバッシングされました。

そんな冷たい視線を投げかけられ、(中京圏以外では)自らがドラファンと公言することに躊躇いを感じる人も少なくありません。

強いと嫌われ、弱いと蔑まれる──それでもドラゴンズを愛して声援を送り続ける。なぜかといえば、「ドラゴンスを応援することは、人生の不条理や理不尽さを身をもって知ることができるからだ」と著者は力説します。

著者の「本業」は「日中問題」を研究・講義する大学教授ですが、「中日(ファン)問題」との関わりは、「日中」よりもはるかに長く、半世紀以上に及びます。

中国の考証学の精神「実事求是(=実際の事例に

内容説明

球団史上初の「3年連続最下位」で2025年シーズンを迎えた中日。井上新監督による劇的な復活を願いつつも、“どうせドラゴンズは…”と達観(諦観)しているファンも少なくない。というのも、強かった時代も弱かった時代もファンは「残酷な思い」を味わい続けてきたからだ。そんな複雑な歴史と感情を、ドラファン歴半世紀の拓殖大学教授・富坂聰氏が綴る。日中問題の専門家が読み解く「中日(ファン)問題」とは―。

目次

第1章 ドラゴンズに学んだ「民主主義」の不完全さ(「ドラゴンズって弱いですかね?」;落選する高木に「選挙の残酷さ」を学んだ ほか)
第2章 ドラゴンズに学んだ「敵役」の生きづらさ(“ジャンパイア”は僻みなんかじゃない!;〓小平の「核心論」とプロ野球 ほか)
第3章 ドラゴンズに学んだ「人材育成」の難しさ(オズマも一目置いた「背面投げ」の小川健太郎;藤島健人が打たれるのだけは見たくない ほか)
第4章 ドラゴンズに学んだ「多様性」の大切さ(「名古屋弁ケイサツ」の魔手;日本で一番おっきい新聞は『中日新聞』!? ほか)
特別対談 宇野勝×富坂聰「ドラゴンズと名古屋にどっぷり浸かった私たち」

著者等紹介

富坂聰[トミサカサトシ]
1964年、愛知県生まれ。拓殖大学海外事情研究所教授。北京大学中文系中退。1994年、『龍の伝人たち』で21世紀国際ノンフィクション大賞(現・小学館ノンフィクション大賞)の優秀賞を受賞。中国問題に関する著作多数。物心ついた頃から家族の影響で中日ファンに。還暦を迎え、ドラゴンズに眠る“いじられキャラ”としての潜在的ポテンシャルを伝えるという使命に目覚めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なかしー

49
これ誰がターゲット?な本。 無類の竜党ファンがひたすらドラゴンズへの理由ない愛とそこから自身が学び取ったことを語るそんな本。 担当編集者から戦術や技術論の話はNGと言われ、本書の構成は9割9分9厘のドラゴンズへの愛とほんの少しの教訓で出てきています。情景としては居酒屋で根っからの竜党お父さん≒おっさんが呑みながらグダ絡みして我が子供?≒読み手に向けて偏愛と教訓を語る感じか… かなりのキワモノ作品なので、購入を検討されているのであれば、まずは店頭で立ち読みや電子ならサンプルを見てからお願いします。2025/04/14

Mark

31
ああ、わかる…と思わずうなずきながら、笑いと涙とため息が止まらない。宇野選手の“ヘディング事件”は自分の中でも殿堂入りで、リアルタイムで見た時の衝撃はいまだ忘れられない。星野監督がグラブを叩きつけたあの一連の流れ、もう芸術。負けてたらトラウマ級だったが、勝ったから伝説。ドラファンは修行僧か、殉教者か。でもそれが快感なんだから救いがない。面白くて一気読み!2025/04/22

koji

15
ドラキチ(熱狂的ドラゴンズファンの呼び名、世間で認知されているかは不明)の私にとって、この本の帯にある「ドラゴンズは人生の理不尽さを学ぶ”教科書”だ」こそ、言いたいことの全てです。ドラゴンズを語りだしたら止まらない私ですが(この5/23~25の阪神戦だけでも軽く2時間は喋べれます(笑))、そんな私の上をゆく、富阪先生のドラゴンズ愛満載の本です。宇野勝さん(うーやん)との対談のおまけ付です。日経夕刊木曜版(5/15)の「目利きが選ぶ3冊」で藤島大さんが絶賛していただけあります。それにしても野球の奥深さですね2025/05/20

あつ子🐈‍⬛

15
発売日に購入。書店員のシックス・センスが、この本絶対面白いから買いなよー(緩い)と私に告げている。著者初読みですが、いや期待に違わぬ面白さでした…!!通勤途中の電車の中で、ぐふぐふ笑う怪しいマスク女になりました。どうしてくれる。なんでだよ!(笑)とか、そうはならんやろ…とか心の声が大変忙しい読書でありました。潔くユーモアあふれる文章が大好きになりましたよ。愛知在住というだけで、"ぼんやりドラファン"って感じの私ですが今季はもう少し真剣にプロ野球観てみよう。2025/04/02

マーク

6
24 日中問題のジャーナリストが書いたドラゴンズ本。 ワシのとても好きそうなトピックスだが、内容薄い、懐かしい名前多い ⚫︎宇野 ホームラン王取ってたんだ 小川健太郎木俣中尾藤嶋鈴木孝政小松与田森田幸一牛島宮下今中吉見浅尾中里根尾高橋周平堂上(坂本)石川藤王 ⚫︎名古屋ファースト 中日新聞東海銀行は日本一、日本の真ん中、信長秀吉家康 ⚫︎チェンウェイン、モッカ 福永祐基、石川、田中幹、村松 金丸、吉田聖弥、森俊太 2025/04/29

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