出版社内容情報
面白すぎる戦国武将と天下統一の舞台裏
NHK大河ドラマ『どうする家康』で脚光を浴びる戦国時代。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑が取り組んだ天下統一事業の舞台裏に照射。戦国史屈指の研究者・藤田達生教授(三重大)が全国各地を実際に取材行脚した成果をまとめた痛快戦国伝。「織田信長の四国政策転換」が本能寺の変の動機であるとする鋭い論考、徳川家康の伊賀越えの舞台裏など、スリリングな原稿に加えて、
「伊達政宗と家康六男忠輝との関係」「スペイン・ポルトガルの日本植民地計画を未然に防いだ秀吉の功績」「天下統一最終段階で行なわれた奥州なで斬り」「津軽に逃れて弘前藩の家老になった石田三成遺児」「尼子一族と鉄」「島原の乱とキリシタン」など読み応え抜群の原稿を多数収録。さらに、瀬戸内の村上海賊、志摩半島の九鬼水軍、房総の里見水軍、北東北の安東水軍など列島各地の「水軍大名」が江戸時代には内陸に領地を与えられ水軍力を封じられた事実に見る家康の深謀遠慮など、戦国がさらに面白くなる一冊。
【編集担当からのおすすめ情報】
●本能寺の変、伊賀越えの真実。
●イエズス会に長崎を寄進したキリシタン大名
●伊達政宗と家康六男忠輝の野望
●関が原で敗れた石田三成の遺児が逃れた津軽の地
●弘前藩で密かに大切にされた太閤秀吉像
など、知られざる戦国史を豊富な現地リポートを加えてまとめた一冊。
内容説明
NHK大河ドラマ『どうする家康』で脚光を浴びる戦国時代。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が取り組んだ天下統一の舞台裏に照射。「桶狭間の合戦は知多半島の争奪戦」「織田信長の四国政策転換が本能寺の変の動機」「徳川家康の伊賀越えが実は甲賀越えだった」などスリリングな論稿多数。さらに「伊達政宗と家康六男忠輝の関係」「植民地化を未然に防いだ秀吉の功績」「弘前藩重臣になった石田三成遺児」「島原の乱とキリシタン」など読み応え抜群の原稿も多数収録。
目次
第1部 戦国時代の画期(桶狭間の戦い―知多半島の争奪戦;忍者衆と神君「甲賀」越え 家弘は敵地を突破したのか?;本能寺の変の人脈―林原美術館訪問記)
第2部 動乱から泰平へ(首都外港の繁栄(取材地/越前・若狭)
天下人の古代復興(取材地/紀伊半島)
村上海賊の終焉(取材地/しまなみ海道)
政宗の視圏(取材地/牡鹿半島)
キリシタンの波動(取材地/西彼杵・島原半島)
豊臣と徳川の間(取材地/津軽半島))
著者等紹介
藤田達生[フジタタツオ]
1958年(昭和33)、愛媛県生まれ。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。学術博士。現在、三重大学副学長、同教育学部・大学院地域イノベーション学研究科教授。専攻は日本近世国家成立史の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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