小学館新書<br> 世界はなぜ地獄になるのか

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小学館新書
世界はなぜ地獄になるのか

  • 橘 玲【著】
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  • 小学館(2023/08発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098254576
  • NDC分類 304
  • Cコード C0236

出版社内容情報

社会正義はめんどくさい。

人種や性別、性的指向などによらず、誰もが「自分らしく」生きられる社会は素晴らしい。だが、光が強ければ強いほど、影もまた濃くなる。「誰もが自分らしく生きられる社会」の実現を目指す「社会正義(ソーシャルジャスティス)」の運動は、キャンセルカルチャーという異形のものへと変貌していき、今日もSNSでは終わりのない罵詈雑言の応酬が続いている──。わたしたちは天国(ユートピア)と地獄(ディストピア)が一体となったこの「ユーディストピア」をどう生き延びればよいのか。ベストセラー作家の書き下ろし最新作。


【編集担当からのおすすめ情報】
累計20万部突破『上級国民/下級国民』『無理ゲー社会』(ともに小学館新書)に続く、橘玲氏の待望の最新作です。

内容説明

人種や性別、性的指向などによらず、誰もが「自分らしく」生きられる社会は素晴らしい。だが、そうした社会の実現を目指す「社会正義(ソーシャルジャスティス)」の運動は、キャンセルカルチャーという異形のものへと変貌していき、今日もSNSでは罵詈雑言の応酬が続いている。わたしたちは天国(ユートピア)と地獄(ディストピア)が一体となったこの「ユーディストピア」をどう生き延びればよいのか。ベストセラー作家の書き下ろし最新作。

目次

1 小山田圭吾炎上事件
2 ポリコレと言葉づかい
3 会田誠キャンセル騒動
4 評判格差社会のステイタスゲーム
5 社会正義の奇妙な理論
6 「大衆の狂気」を生き延びる

著者等紹介

橘玲[タチバナアキラ]
1959年生まれ。作家。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で2017新書大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

135
キャンセルカルチャー、マイクロアグレッション。少しむっとしたという理由で行われる宗教裁判並みの理不尽なつるし上げ。LGBT差別をなくすという大義名分のもと行われる女性差別。リベラルな人々が信じ込む自分らしく生きられる社会。そんな大義名分のもと社会は反対に進み、それがやがて地雷だらけの恐ろしい世界に変貌していく。ピンカーやハイトのようなリベラルな学者から見ても異常と言わしめるリベラルに行き過ぎた人々の恐怖を描く。2024/03/16

ehirano1

131
「キャンセルカルチャー」ね、なるほど。要は世の中は表裏一体なので、そのバランサーの1つとして「キャンセルカルチャー」があるのではないかと思いました。であれば「キャンセルカルチャー」を否定しようとしたり無くしたりしようとしても無理なので、受け入れるしかないです。但し、真正面から受け入れるとダメージが大きいので、受け入れたふりをするってのはどうでしょうか?と思いました。2023/12/03

ムーミン

87
社会の生きる人が、情報が瞬時に自由に手に入るようになり、人と比較をしながら、損得を考え、少しでも人よりもいい思いをしたいと、頭ばかりを使って生きるようになってしまった結果、行き着いた先が今の状況。そんなふうに思えてしまいました。2023/09/30

たまきら

47
キャンセルカルチャー(著名人・一般人に関わらず過去の記録を掘り起こし、拡散し炎上を誘い社会的地位を失わせる運動・風潮 )という言葉を知らなかったので、それを知っただけでも目を通した意味がありました。2006年のTIME誌がPerson of the Yearを「You」とした時から、徐々に顕著になってきたこの風潮は、いまやどんなメディアよりも力を持ち始め、私たちを地獄とは言わないまでも混乱に陥れています。サルトルの「出口なし」を思い出しながら読みました。読後ため息。2023/10/07

チャーリブ

44
本作は『上級国民/下級国民』『無理ゲー社会』の続編という位置づけのようですが、著者の世界観は一貫しています。「リベラル化」によって、人類史上初めて人々が「自分らしさ」を追求できる社会が到来した反面、社会の様々な格差は拡大し、人々は孤独になり、それぞれの利害が衝突するようになっていると。今回は、その衝突のひとつとしてキャンセル・カルチャーが取り上げられていますが、それも「リベラル化」のひとつの帰結だと著者は見ています。私たちは、この「地雷」を踏まないように注意して生きるしかないようです。○2023/08/14

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