小学館新書<br> 世界はなぜ地獄になるのか

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小学館新書
世界はなぜ地獄になるのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098254576
  • NDC分類 304
  • Cコード C0236

出版社内容情報

社会正義はめんどくさい。

人種や性別、性的指向などによらず、誰もが「自分らしく」生きられる社会は素晴らしい。だが、光が強ければ強いほど、影もまた濃くなる。「誰もが自分らしく生きられる社会」の実現を目指す「社会正義(ソーシャルジャスティス)」の運動は、キャンセルカルチャーという異形のものへと変貌していき、今日もSNSでは終わりのない罵詈雑言の応酬が続いている──。わたしたちは天国(ユートピア)と地獄(ディストピア)が一体となったこの「ユーディストピア」をどう生き延びればよいのか。ベストセラー作家の書き下ろし最新作。


【編集担当からのおすすめ情報】
累計20万部突破『上級国民/下級国民』『無理ゲー社会』(ともに小学館新書)に続く、橘玲氏の待望の最新作です。

内容説明

人種や性別、性的指向などによらず、誰もが「自分らしく」生きられる社会は素晴らしい。だが、そうした社会の実現を目指す「社会正義(ソーシャルジャスティス)」の運動は、キャンセルカルチャーという異形のものへと変貌していき、今日もSNSでは罵詈雑言の応酬が続いている。わたしたちは天国(ユートピア)と地獄(ディストピア)が一体となったこの「ユーディストピア」をどう生き延びればよいのか。ベストセラー作家の書き下ろし最新作。

目次

1 小山田圭吾炎上事件
2 ポリコレと言葉づかい
3 会田誠キャンセル騒動
4 評判格差社会のステイタスゲーム
5 社会正義の奇妙な理論
6 「大衆の狂気」を生き延びる

著者等紹介

橘玲[タチバナアキラ]
1959年生まれ。作家。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で2017新書大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

203
誰でも自分らしく生きられる社会の中で生まれた、社会正義が行き過ぎた形態キャンセルカルチャー。私たちはステイタスの高い者に憧れながら、ステイタスの高い者をひきずり下ろそうとし、他者からの批判を過剰に気にして身を守りながら、ライバルの足を引っ張って、自分のステイタスを少しでも高めようとあがいている。この80億人のライバルがいる終わりなき戦い。そんな天国と地獄が一体となったユーディストピアでの最も現実的な対処法は、地雷原に近づくな!2024/05/05

ehirano1

150
「キャンセルカルチャー」ね、なるほど。要は世の中は表裏一体なので、そのバランサーの1つとして「キャンセルカルチャー」があるのではないかと思いました。であれば「キャンセルカルチャー」を否定しようとしたり無くしたりしようとしても無理なので、受け入れるしかないです。但し、真正面から受け入れるとダメージが大きいので、受け入れたふりをするってのはどうでしょうか?と思いました。2023/12/03

absinthe

143
キャンセルカルチャー、マイクロアグレッション。少しむっとしたという理由で行われる宗教裁判並みの理不尽なつるし上げ。LGBT差別をなくすという大義名分のもと行われる女性差別。リベラルな人々が信じ込む自分らしく生きられる社会。そんな大義名分のもと社会は反対に進み、それがやがて地雷だらけの恐ろしい世界に変貌していく。ピンカーやハイトのようなリベラルな学者から見ても異常と言わしめるリベラルに行き過ぎた人々の恐怖を描く。2024/03/16

ケイ

104
小山田圭吾氏の話は、どうしても詭弁だろう。発言した彼だけでなく、編集者らの罪も重い。しかし、あの酷いいじめと同じ内容をつい先日、アリス・マンローの小説で読んだ。カナダの田舎町で、知的障害者の女のコが受けた性的被害だ。男として生まれただけで加害者となりやすいというのは、確かにそうかもしれない。脱北者が行き着いたアメリカの東海岸の大学で体験したという表現方法にも驚く―sheやheではなくtheyを三人称単数で使うよう推奨されること。safe placeについては、先日東大の駒場キャンパスの話を聞いたところだ。2024/07/27

ムーミン

97
社会の生きる人が、情報が瞬時に自由に手に入るようになり、人と比較をしながら、損得を考え、少しでも人よりもいい思いをしたいと、頭ばかりを使って生きるようになってしまった結果、行き着いた先が今の状況。そんなふうに思えてしまいました。2023/09/30

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