小学館新書<br> 異状死―日本人の5人に1人は死んだら警察の世話になる

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小学館新書
異状死―日本人の5人に1人は死んだら警察の世話になる

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098254378
  • NDC分類 498.9
  • Cコード C0236

出版社内容情報

「多死社会」で起きる“異常”事態

《イジョウ死》と聞けば多くの人は「異常死」という漢字を思い浮かべ「不審な死に方」を想像するが、本書で取り上げるのは《異状死》である。

検視(検死)というと、殺人事件や事故死、医療ミスによる死亡などの「事件」の話に聞こえがちだが、実態は“ごく普通の死”での検視が大半だ。

自宅や施設など病院以外での死亡や、持病ではなかった死因の場合は基本的に《異状死》と判断され、警察の捜査や検視が必要になる。現在は5人に1人が異状死扱いとなっており、在宅看取りが推進される中でその数は飛躍的に増えていく。親族や自身が《異状死》となった場合、どんなことが起きるのか。

父母を亡くした著者の体験を入り口に、摩訶不思議な日本の死因究明制度とその背景をレポート。さらに、自身や家族が「異状死扱い」されないためにはどうすればいいのか、法医学者や警察医、在宅看取りを行う医師たちを取材し、その対策も探る。

内容説明

“イジョウ死”と聞けば、多くの人は「異常死=不審死」を連想するが、本書で取り上げるのは「異状死」だ。自宅など病院以外での死亡や、持病以外の死因の場合は基本的に「異状死」扱いとなり、警察の捜査や検視が必要になる。在宅看取りが推進され、孤立死が社会問題化していく中で、その数は確実に増えていく。親族や自身が「異状死」となった場合、どんなことが起きるのか。著者の体験を入り口に「ニッポンの奇妙な死因究明制度」の問題点を浮き彫りにする。

目次

第1章 父が、母が、「イジョウ死」扱いに
第2章 異状死という日常
第3章 異状死の異常な金銭考察
第4章 異状死は減らせるか?
第5章 施設でも起きる異状死
第6章 死因究明になぜ淡泊なのか
第7章 世論の高まりこそ大切

著者等紹介

平野久美子[ヒラノクミコ]
東京都出身。学習院大学仏文科卒業。編集者を経て執筆活動へ。学生時代から世界各国を巡り、その体験を生かして多角的にアジアと日本の関係をテーマにした作品多数。主な著書に小学館ノンフィクション大賞受賞作『淡淡有情』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

JILLmama

22
多死社会目前。ACPはやはり大切です。自分がどのように最期を迎えたいか。若いうちから家族と話あっておきましょう。かかりつけ医の往診可能な医師に掛かり、自宅で亡くなるなら救急車を呼ぶのはやめましょう。 監察医制度についても触れられていて内容の濃い本ですが、自分の母親については完全に盲目状態です。ショートステイの施設にあそこまで食ってかかるとは...施設の方々も事故を起こしたくて起こしたわけではありません。読んでいてクレーマーに近いものを感じた。そこだけ残念。2022/10/04

Daisuke Oyamada

9
「イジョウ死」と聞くと多くの人は 「異常死」という漢字を思い浮かべる。 不審な死に方を想像するが、 本書で取り上げるのは「異状死」 「検視」というと殺人事件や事故死や医療ミス。 そんな事件っぽい話に聞こえるが、 普通に降り掛かって来る。 自宅や施設など病院以外での死亡や、 持病ではなかった死因の場合は基本的に、 「異状死」と判断され、警察の捜査や検視される。 在宅看取・・・ https://190dai.com/2023/06/22/異状死-日本人の5人に1人は死んだら警察の世話に/2023/06/21

taiyo

3
来る多死時代に向けて死因究明のあり方をしっかり見つめた労作。ノンフィクションの書き手として筆力が優れている。ただ個人の感情を普遍化しすぎようとしているきらいがあり、共感できない読者もいるものと思われた。2022/11/12

skr-shower

2
他地区図書館本。知人で親が風呂で亡くなった・施設に入って4日目で亡くなった、で事件性を疑われた家があった。”異常”でなく”異状”って何ですか、と聞いてしまった…原因究明も必要だが、必要あるのに検死されてない人も多いわけで複雑な想い。2023/04/08

misokko

2
ご自身の体験がきっかけになっているようだ。当事者であれば制度など色々と憤りを感じてしまうかもしれないけれど、ある程度は仕方がないことではないかと思ってしまった。ただ、これから自宅での介護が広まるならばもう少し自宅での看取りについて、国も当事者家族も真剣に考えていかなければならない。そのヒントにはなる本だった。2022/12/21

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