小学館新書<br> 甲子園と令和の怪物

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小学館新書
甲子園と令和の怪物

  • 柳川 悠二【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098254293
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

出版社内容情報

高校野球「エースと心中」する時代の終焉

2022年4月10日、プロ入り3年目にして完全試合を達成したロッテ・佐々木朗希。高校時代から最速163キロを記録し、「令和の怪物」と呼ばれたが、「甲子園」の出場経験はない。

2019年夏の岩手大会決勝では、佐々木を擁する大船渡高校の監督・國保陽平が、「故障から守るため」に登板回避を選び、チームは大敗。当時、國保は佐々木を含む部員たちにも、決断の理由を説明していなかったが、3年弱の時を経て、著者の長時間にわたる取材に応じた。当時、32歳の青年監督はなぜ、衝撃の登板回避を決断できたのか。

当時の大船渡の部員、全国の強豪校への取材から、佐々木の登板回避をきっかけとするように、高校野球の常識が大きく変容したことが明らかになる。

江川卓(作新学院)や松坂大輔(横浜)、吉田輝星(金足農業)のように、ひとりで甲子園のマウンドを守り抜く怪物や、荒木大輔(早稲田実業)、桑田真澄(PL学園)のように、1年生から名門校のエースを張るスターは、令和の高校野球にはもう生まれないのではないか――。

2019年に刊行された『投げない怪物 佐々木朗希と高校野球の新時代』に多くの新証言を加え再構成して新書化。

内容説明

2022年4月、プロ入り3年目で完全試合を達成した千葉ロッテ・佐々木朗希。大船渡高校時代に最速163キロを記録し、「令和の怪物」と呼ばれたが、甲子園出場経験はない。19年夏の岩手大会決勝では、監督の國保陽平が「故障から守るため」に登板回避を選び、チームは大敗。長くメディアに口を閉ざしてきた國保だが、著者の長時間にわたる取材に応じた。当時の部員、全国の強豪校への取材から、高校野球の常識が変貌したことが明らかに。

目次

プロローグ 「登板回避」を選んだ青年監督の退任
第1章 令和の怪物の「短すぎた夏」―2019年
第2章 佐々木朗希を守った指導者たち―2020年
第3章 完全試合後、青年監督の告白―2022年
第4章 甲子園から「先発完投」が消えた―2019年
第5章 「未来の怪物」争奪戦―2018年
第6章 PL学園と大阪桐蔭新旧の王者―2021年
第7章 令和の時代の甲子園―2021年以降
エピローグ あの岩手大会決勝から3年

著者等紹介

柳川悠二[ヤナガワユウジ]
1976年、宮崎県都城市生まれ。ノンフィクションライター。法政大学在学中からスポーツ取材を開始し、2000年シドニー五輪から21年の東京五輪まで夏季五輪6大会を現地で取材する。高校野球の取材は05年から。以降、春夏の甲子園取材をライフワークとする。主にスポーツ総合誌、週刊誌に記事を寄稿。主な著書に『永遠のPL学園』(小学館文庫)。16年、同作で第23回小学館ノンフィクション大賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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マッちゃま

11
いつの日か「朗希以前朗希以後」なんて呼ばれる日が来るんだろうか?昭和の時代から甲子園を観ている者からしたら、地方大会決勝にエースが投げないなんて考えられなかった。みんなそうやって勝ち上がっていったし、何人も何年もそうやってきて沢山のエースを潰していった、だから賞賛され讃えられてもきた、まさに青春残酷ショー、それが甲子園だった。変わらないと思っていた甲子園というモノが少しずつ変わって来ているのか?そう想わせる内容でした。英断の周囲には苦悩や困惑が有り、当事者本人、監督やチームメイトも大変だったのだと感じた。2022/09/12

クールグレー

3
自分も岩手県大会での監督の采配に疑問を持っていた一人であるが、日本の宝を壊さないように見守ってきた指導者たちのプレッシャーは相当のものだったのだろう。佐々木朗希には、その期待に応えて大きく成長してほしい。その他にも、現在の高校野球を取り巻く事情を興味深く読むことが出来た。2022/11/11

かずさん

2
一流選手を預かることの大変さを感じた。2022/10/09

Mituya Hasegawa

2
中学生エリート→強豪校→プロor強豪大学 ことの良し悪しは脇に置き、部活動とは何だろう? と、考えさせられました。📖 2022/08/26

tdyskd

1
佐々木朗希投手を岩手大会の決勝で投げさせなかった國保監督の勇気と決断は素晴らしいと思った。2024/02/22

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