小学館新書<br> 無理ゲー社会

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無理ゲー社会

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098254002
  • NDC分類 304
  • Cコード C0236

出版社内容情報

人生の攻略難易度はここまで上がった。

〈きらびやかな世界のなかで、「社会的・経済的に成功し、評判と性愛を獲得する」という困難なゲーム(無理ゲー)をたった一人で攻略しなければならない。これが「自分らしく生きる」リベラルな社会のルールだ〉(本書より)

才能ある者にとってはユートピア、それ以外にとってはディストピア。誰もが「知能と努力」によって成功できるメリトクラシー社会では、知能格差が経済格差に直結する。遺伝ガチャで人生は決まるのか? 絶望の先になにがあるのか? はたして「自由で公正なユートピア」は実現可能なのか──。

13万部を超えるベストセラー『上級国民/下級国民』で現代社会のリアルな分断を描いた著者が、知能格差のタブーに踏み込み、リベラルな社会の「残酷な構造」を解き明かす衝撃作。

内容説明

きらびやかな世界のなかで、「社会的・経済的に成功し、評判と性愛を獲得する」という困難なゲーム(無理ゲー)をたった一人で攻略しなければならない。これが「自分らしく生きる」リベラルな社会のルールだ。(本書より)誰もが「知能と努力」によって成功できるようになったことで、社会は「(知能の高い)上級国民」と「(知能の低い)下級国民」に分断される。ベストセラー作家が知能格差のタブーに踏み込み「理不尽なゲーム」の正体を解き明かす衝撃作。

目次

1 「自分らしく生きる」という呪い(『君の名は。』と特攻;「自分さがし」という新たな世界宗教)
2 知能格差社会(メリトクラシーのディストピア;遺伝ガチャで人生が決まるのか?)
3 経済格差と性愛格差(絶望から陰謀が生まれるとき;「神」になった「非モテ」のテロリスト)
4 ユートピアを探して(「資本主義」は夢を実現するシステム;「よりよい世界」をつくる方法)
エピローグ 「評判格差社会」という無理ゲー

著者等紹介

橘玲[タチバナアキラ]
1959年生まれ。作家。『言ってはいけない残酷すぎる真実』で2017新書大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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やすらぎ

224
社会が急激に変化する中で人間関係や自己の捉え方も変わる。すべての人が自分らしさを求めて感情のままに生きてしまったら対立はより複雑化する。完全な平等はない。現実と非現実の狭間で囚われた感情は行き先を見失ってしまうだろう。その先に感じる孤独は前進か、それとも無関心という停滞か。誰しも不都合な事実のなかで自らを受け入れることは難しい。自尊心ほど必要でありながら他者を傷つけるものはない。常に川上の水が川下に流れていく。無理ゲー社会を生きる私たちは抗い続けるのか。それぞれの価値観の置き場を探し続けなければいけない。2022/10/02

ゼロ

140
自分らしさを強要されて疲弊している社会について論じたもの。なぜ、無理ゲー社会かと言えば、日本の若者は高齢化社会を支える罰ゲームを課せられ、1世紀を越える人生を生き、社会的・経済的に成功し、評判と性愛を獲得し、自分らしく生きることを強いられているから。内容は、自分らしく生きること、知能格差社会、経済格差と性愛格差、資本主義について書いてありました。分かるような分からないような話をしていましたが、とにかく未来は明るくなく、今後はもっと「自己責任」を追求してくるので、自分の身は自分で守らなくてはと思いました。2022/08/20

KAZOO

135
橘さんの現在の状況をある事件(秋葉原や相模原の障害者施設の事件)などから分析して、これからの世界を生き延びていくにはきびしい状況があって大変であるということを述べられているようです。いつもながらですが、様々な本(私には手に取ることもできそうにない専門的な本もあります)を読んでおられてそれをもとにして意見を述べられていて参考になります。2025/01/13

榊原 香織

132
日本の30代がけっこう絶望してるみたいでやや驚く。 超富裕層に100%の税金を、と言ってるアメリカの経済学者の一部w2025/03/11

速読おやじ

112
橘令の本はタイトルで釣る系が多く、これもそうなのだが、内容は凄く面白くてこの複雑な世界を読み解くカタルシスを感じる。メリトクラシーなんて言葉をさもそれが普通だよ、という言い方をするが、能力はみな平等に与えられているわけでもなく、それは所謂親ガチャで決まってるとしたら?先日読んだケーキの切れない非行少年たちは親ガチャの結果なのか?上級国民という言葉を生み出した著者は、本書でもやはり夢を語ってはくれず、この残酷な社会を何とか生き延びるしかないと結論付けている。でも、方法はある筈。僕は教育で勝負できると思う。2021/10/12

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