小学館新書<br> やってはいけない老後対策

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小学館新書
やってはいけない老後対策

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098253197
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

老後破綻しないための裏技を大公開

老後破綻という言葉を聞いて久しい。現在、生活保護受給者の半数以上が65歳以上の高齢者で、しかも年々増え続けているのが現実だ。元々、平均的なサラリーマンが一人でもらえる厚生年金は、税金や社会保険料を差し引かれると生活保護レベルと変わらないほど安い。
税金や医療費が無料になる生活保護の方がいいかもしれないくらいなのだ。そして夫婦二人世帯でなんとかギリギリやっていけるのだが、離別や死別で一人になった途端、たちまち困窮してしまう。事実、高齢者の生活保護受給世帯の9割が単身者なのだ。
さらに公的年金だけでは生活はギリギリにもかかわらず、今後は減らされる一方になることがすでに決まっている。「定年時に3000万円の貯蓄が必要」などともいわれるが、用意できる人などごく一部だけだ。定年時に住宅ローンが残っていたり、子どもの教育費がかかるような人は老後のための貯蓄などできるわけもない。それでは、いったいどうすればいいのか。生活をダウンサイジングさせておくことに加えて、ありとあらゆる手段を使って、節税した上で「自分年金」を増やしていくしかない。元国税調査官が、法律スレスレのテクニックを伝授する。

【編集担当からのおすすめ情報】
著者の大村さんは元国税調査官という経歴を持つ税金のプロフェッショナルです。節税はもちろん、いかにすれば将来年金をたくさんもらえるかをやさしく解説してくれます。老後対策は早く始めて損はありません。定年が見えてきた人はもちろん、30代、40代の若い層も必読です。

第1章 公的年金だけでは、まともな老後は送れない
第2章 定年退職を迎えたら
第3章 年金不足分は投資よりプチ起業で補おう
第4章 リタイア後の住居で最後が決まる
第5章 賢い年金のもらい方と相続対策

大村 大次郎[オオムラ オオジロウ]
著・文・その他

内容説明

長生きすれば得する「とんちん年金」って知っていますか!?65歳の2日前に退職して雇用保険をもらおう。月5万~10万円稼げばOKのプチ起業のキモは?無税でお得な「確定拠出年金」で“自分年金”を増やそう。老後資金は3000万円なくても大丈夫!元国税調査官が教える最強の家計防衛術。

目次

第1章 公的年金だけでは、まともな老後は送れない(「定年時に3000万円の貯蓄が必要」の根拠;年金を目減りさせる「マクロ経済スライド」方式 ほか)
第2章 定年退職を迎えたら(退職金のもらい方は一時金の方が得;再就職して給料が激減しても国から最大15%が補填される ほか)
第3章 年金不足分は投資よりプチ起業で補おう(元プロの証券マンでも株の売買益を狙って大失敗;売買益ではなく配当目的に長期保有しよう ほか)
第4章 リタイア後の住居で最後が決まる(持ち家の人は老後に得をする;定年後の移住先は国民健康保険料や助成金も考慮せよ ほか)
第5章 賢い年金のもらい方と相続対策(繰り下げ受給で年金が78万円から110万円にまで増える;年金は遅くもらうほど節税になる ほか)

著者等紹介

大村大次郎[オオムラオオジロウ]
大阪府出身。元国税調査官。国税局で10年間、主に法人税担当調査官として勤務し、退職後に経理事務所などを経て、フリーランスのライター・作家となる。執筆、ラジオ出演、連続ドラマの監修など幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Twakiz

29
定年退職後のおもに経済的なことについて制度や数値を詳細に解説してくださっている.健康保険や税金や年金やあれやこれや.自分はもう少し先・・のつもりがすぐ人生の黄昏にたどり着いてしまうのだろうなぁ.数字に弱いのでなかなか理解し切れなかったが,現役世代のうちに年金についても考えておくこと,は大事.でも年金制度はいつまで延命できるのか?物価の安い東南アジアへ移住,などという思い切った手段も記載されているが,やっぱり(ダメなとこたくさんあっても)日本がいい.2018/10/13

舟江

23
海外に移住するとリッチな暮らしができるなどと書かれていたが、医療費や終末時のことが書かれておらず、落とし穴のありそうな本だと思った。2020/11/03

ごへいもち

23
本当かなぁ。老後の田舎の生活、そば屋開業の成功例、そういう人もいるだろうけど2019/10/10

華形 満

15
さほど遠くない将来、我が身にも現実的となる老後の経済学。ただ、日本という、老人から金と票を搾取するのに実に巧妙な仕組みを仕掛ける(昨今一連の報道を意味するまでもなく、東大卒エリートさん達に牛耳られた)システム上で生きていくしかない庶民は、せめて少しでも搾取されない自己防衛が必要と説いた参考書。お金の問題だけは、年を重ねる毎に頭をシャープに保つ事が肝心。僅かな利息を得る術を必至に学習するより、僅かでも「無駄に搾取されない」方法の習得こそが現代の財テク術と覚えたり。2018/05/12

時次郎

14
前半部分の資産運用に関する部分は、参考にならない。なぜなら少しネット等で調べればわかる程度のものだから。 しかしながら著者の専門分野である、後半の税金、年金に関する部分は参考になった。特に持ち家と賃貸のメリット・デメリットに関しては、目から鱗、自分の中で結論を出すことができた。2018/06/20

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