小学館新書<br> 中国不要論

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小学館新書
中国不要論

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098252831
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

仮想敵国に経済依存すれば、属国化する!

中国経済が失速して、株価が大暴落したのが2015年のこと。しかし、中国共産党による介入で再び不動産バブルが起こり、そのバブルが崩壊するのは時間の問題とされている。そんな状況下でも中国共産党政府は、まさにやりたい放題だ。日本の領海や領空を頻繁に侵犯したかと思えば、南沙諸島を不当に埋め立てている。日米やASEAN諸国からどれだけ批判されようとも、中国側は岩礁埋め立て、軍事基地を次々と建設し、南シナ海を囲む「九段線」の実効支配を進めている。
ところが、日本の大手メディアは中国に対し、及び腰だ。実は日本の新聞社やNHKをはじめとするテレビ局は「日中記者交換協定」というものを結んでおり、中国に対して不利な報道をしないように決められているのだ。だから、中国の真実について報じようとしない。そればかりか「中国なしでは日本経済は成り立たない」などとミスリードを連発し、ビジネス界でも当たり前のように受け入れている。果たして本当なのか。 公式データを元に調べて見ると日本は中国に経済依存などしていないし、むしろ中国と付き合うことのリスクの方が高いことが窺える。日本経済は中国がなくともまったく困らないのだ。

【編集担当からのおすすめ情報】
著者の三橋氏は中国ウォッチャーの第一人者としても知られていますが、単なる感情論ではなく、膨大なデータを読み解きながら、客観的に中国の現状と将来を分析しています。こちらが気が付かなかった視点も多数あり、なるほどと納得させられること請け合いです。

三橋 貴明[ミツハシ タカアキ]

内容説明

中国共産党政府はまさにやりたい放題だ。日本の領海や領空を侵犯したかと思えば、南沙諸島を不当に埋め立てている。日米やASEAN諸国からどれだけ批判されようとも関係ない。だが、日本の大手メディアは中国に対し、甘い。それどころか「中国なしでは日本経済は成り立たない」などとミスリードを連発している。果たして本当なのか。公式データを元に調べて見ると日本は中国に経済依存などしていないし、むしろ中国と付き合うことのリスクの方が高いことが窺える。日本経済は中国がなくともまったく困らないのだ。全国民必読の書!

目次

第1章 銃声なき戦争(「日本経済が中国に依存している」というデマ;経済に関連した「情報」も武器となる ほか)
第2章 グローバリズムという欺瞞(底辺への競争;人材を育てる必要がなくなる ほか)
第3章 食料輸入を中国に頼る恐怖(中国は経済の諸要素を政治的、外交的に利用する;「Made in PRC」 ほか)
第4章 亡国の移民政策(台湾へのビザを意図的に遅延させる;関税引き上げで「爆買い」終了 ほか)
第5章 日本の試練と宿命(公安警察が守る「ゲーティッド・コミュニティ」;平気で「暴力装置」を起動させる ほか)

著者等紹介

三橋貴明[ミツハシタカアキ]
1969年、熊本県生まれ。作家・エコノミスト・中小企業診断士。東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業、NEC、日本IBMなどに勤務したのち、2008年、中小企業診断士として独立。2007年、インターネットの公開データの詳細な分析によって、当時好調だった韓国経済の脆弱さを指摘、大反響を呼ぶ。これが『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)として書籍化され、ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Daisuke Oyamada

29
中国経済が失速し、株価大暴落した2015年。しかし中国共産党による介入で再び不動産バブルが起こり、そのバブルが崩壊するのは時間の問題とされている。  そんな状況下でも中国共産党政府は、まさにやりたい放題。日本の領海や領空を頻繁に侵犯したかと思えば、南沙諸島を不当に埋め立てている。日米やASEAN諸国からどれだけ批判されようと、中国側は岩礁埋め立て、軍事基地を次々と建設し、南シナ海を囲む・・・ https://190dai.com/2024/03/05/中国不要論-三橋貴明/2024/03/05

roatsu

21
日本が抱える亡国的危機と国内外の敵の実態を、日本人として自国の国益と健全な未来を第一とする当たり前の観点から理路整然と明晰に摘示し日本国民にその直視と意識転換を突き付ける必読の一冊。今そこにある危機である共産党が支配し侵略を必然とする支那、グローバリズム、日本の諸悪の根源デフレなど複合的に迫る種々の脅威について平易な記述で改めて知れる。しかし恐るべきは戦後70年間タダ乗りの平穏に飼い馴らされ国益の絶対死守と自らそれに払うべき犠牲を顧みなくなった日本人だろう。結局全てはそこなのだ。2017/03/27

スプライト

3
外国、特に仮想敵国である中国に需要や労働力を依存するのは危ない。中国は政治によって経済を変動させてくる国である。2017/12/02

Ryuji

3
★★★☆☆何とも過激な論調であるが、言っていることが理解出来なくも無い。ただ中国という国を敵視するあまり、根拠のない理屈になっているような感じがしないでもなかった。外国人労働者の問題についても、確かに著者の言っていることは日本の将来を見ると正論なのかもしれないが、では現実的に「今」の農業の高齢者問題や、介護の問題はどうするのか具体的な解決策は全く示されていない。2017/10/13

あじさいかあさん

2
スイスの国防に関する考え、自国の経済、食糧、エネルギー等を敵性国に依存しないというところを、日本も見習うべきだとつくづく思う。実は中国に大して依存していないにも関わらず、中国なしでは我が国は成り立たないと思い込ませるかの国の情報戦略に載せられてはいけない。2018/03/19

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