小学館文庫 キャラブン!<br> 冥府の王と屍人姫

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小学館文庫 キャラブン!
冥府の王と屍人姫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094071672
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

一度死んで冥府の姫となった宵華の冒険譚!

「わたしは宵華。人は屍人姫(しびとひめ)と渾名する」
冥府の都・ほう都に流星の如く現れた、愛と正義の英雄は、鬼神の如き強さを持つ十三歳の少女。数百年前に実在したといわれる伝説の英雄・焔崇(えんすう)の大ファンを自認する暴力系女子だ。しかし実のところ生前の宵華はといえば、穹国の第二皇女でありながら、病弱すぎてあっという間に死んでしまう、かわいそうな姫君だった。さて、前のめり気味に最強屍人(=ゾンビ)となった宵華には「冥府の王に嫁入りする」という大きな目標があった。噂ではその王様はとんでもない美形で、文武両道に優れた完全無欠の英雄らしい。ヒーローが大好物な宵華は意気込んで王城へ向かうが、先代の英雄「東嶽大帝」から理由あって代替わりしたばかりの、新しい冥府の王「ほう都真君」は、職務放棄も甚だしい、すこぶる無気力な《働いたら負けだと思っている》駄目男だった。予想外の人物像にドン引きの宵華だが、この真君、ただのサボりキングではなさそうで? 諸般の事情により互いの利害が一致してしまった冥府の王と屍人姫は、ひとまず形ばかりの夫婦となった。 ノンストップ中華風ファンタジー、ここに開幕!

内容説明

病弱だが人一倍メンタルの強い宵華姫は、伝説の英雄〓崇(えんすう)に憧れる暴力系女子。死んで冥府の都で甦り、生前とは別人のごとき身体能力で「最凶の屍人姫」の名をほしいままにしていた。が、実はゾンビとなった宵華には、冥府の王に嫁入りするという目標があった。噂によればその王様は文武両道・完全無欠の英雄らしく、ヒーローが大好物の宵華は意気込んで城へと向かうが、代替わりしたばかりの新王・〓都真君は、職務放棄も甚だしい。すこぶる無気力な駄目男だった。予想外の人物像に宵華はドン引きするが、どうやらこの真君、タダモノではなさそうで…?

著者等紹介

片瀬由良[カタセユラ]
神奈川県出身。第一回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞を受賞し、2007年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

54
新刊。面白かったー!国を救うため冥府の王に嫁入りした穹の皇女・宵華と、(とある理由から)ろくに仕事もせずぐうたらしている冥府の王・酆都真君を中心としたドタバタ中華ファンタジー。芯があってしっかり者の宵華だけど、如何せん13歳&元病弱による経験不足から巻き起こす(?)事件が笑える。酆都真君も、読めば読むほど好きになります。既読の中では六蓮国物語と若干雰囲気が似ているような。続編があったら読みたい。青頼中心の話とか読みたい。笑2022/07/14

よっち

30
病弱で国の危機に生贄として冥府の王に嫁ぐことを命じられ、儚く亡くなった穹国の第二皇女・宵華。彼女が辿り着いた冥府で死んだような目をした冥府の王・鄷都真君と出会う中華風ファンタジー。手違いで禁忌となる屍人となってしまった宵華と利害が一致して、形ばかりの期限付き夫婦となったすこぶる無気力な駄目男の真君。生前とは一転元気いっぱいの宵華に真君が振り回される展開で、彼女に感化されて距離感も少しずつ変わっていった真君が、実は彼女の憧れていた英雄で、彼女を危機から守るために立ち向かう姿はなかなか痛快で楽しい物語でした。2022/09/07

9
ここはあの世。愉快なあの世。今日も今日とて宮中忙しく、しかし二人ならばそれもまた支えあえるのだ。疲れ切ってしまった英雄の再起を図らせる強くなった少女の物語。本当に楽しく愉快な物語。面白かった!2022/08/24

RINGOoisiiiiiii

9
作者買い。病弱でありとある英雄に憧れているヒロインは、死後に冥府の王へと嫁入りしに行くのだが、冥府の王は無気力男で冥府は荒れていた。生前と比べて健康でべらぼうに高い身体能力を手に入れたヒロインは冥府の妻として行動するのだが…。ヒロインが死後暴走暴力娘になり冥府の王をボコボコにしてて面白かった。ヒーローは過去の行ないが伝説になってしかもかなり盛られまくってそれをヒロインに語られる羞恥プレイされてて笑っちゃう。軽く読めるのでサクッと読了。2022/07/17

色素薄い系

7
宵華が脳筋で怠惰に磨きをかけてる真君を振り回しつつ次第に王として自覚を得ていく部分など2人の関係性が面白かったです。自身で黒歴史と称していたから明かさなかった正体だけど、最終的には落胆させたくないという理由から明かせなくなっていそう。青頼の正体が意外でしたが続きが出るならぜひ読みたいと思いました。2022/09/12

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