小学館新書<br> 日本テレビの「1秒戦略」

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小学館新書
日本テレビの「1秒戦略」

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098252770
  • NDC分類 699.21
  • Cコード C0295

出版社内容情報

視聴率三冠・無敵のフジをどう破ったのか。

『俺たちひょうきん族』等のバラエティやドラマの成功で視聴率の王者だったフジテレビの黄金時代のこと。
低迷する日本テレビは、若手社員13名を集めてライバル局の徹底分析を開始します。その方法は、フジと日テレの全番組を録画し、特大の方眼紙に視聴率のグラフをつくり、1分1秒ごとに番組やCMの内容を書き出していくというアナログな作業でした。しかし、この地道な努力が様々な戦術(「コーヒーシュガー理論、タイ焼きのシッポ理論、紙ヒコーキ理論)を生み、フジテレビの真似をしない企業文化を作り、日本テレビの黄金時代につながっていきます。
今や、民放バラエティ番組の視聴率上位20番組のうち、16番組は日テレの番組(2016年4、5月期)。2014年、15年と日テレは視聴率三冠王でした。
すっかり視聴率の王者となった日テレですが、この原点は前述の分析・研究にありました。
無敵のフジを破った、大逆転のマーケティング術を、当時、分析に従事した著者が初めて公開します!


【編集担当からのおすすめ情報】
日本テレビの逆転劇の当事者だった著者は今、大学教授として商学部でマーケティング論を教えています。今回の新書は、テレビ局の興亡の物語としてもとても面白いものですが、読みやすくて実践的なマーケティングの本としても役に立つと思います。

岩崎 達也[イワサキ タツヤ]

内容説明

『オレたちひょうきん族』等のバラエティやドラマの成功でフジテレビが視聴率の王者だった時代、逆転を狙う日本テレビは、若手社員13名を集めてライバル局の徹底分析を開始する。その方法は、フジと日テレの全番組を録画し、特大の方眼紙に視聴率のグラフを描き、番組やCMの内容を書き出していくというアナログな作業だった。しかし、この努力が日テレを黄金時代へと導いていく。無敵のフジを破った起死回生のマーケティング術を初公開する。

目次

序章 「改革」前夜
第1章 「打倒フジテレビ」への道
第2章 見えてきた弱点
第3章 反撃開始
第4章 日本テレビの強み
第5章 その後の「盛衰」
終章 テレビの時代は終わったか

著者等紹介

岩崎達也[イワサキタツヤ]
1956年、群馬県生まれ。青山学院大学卒業後、博報堂に入社。コピーライターとしてカネボウ化粧品や鈴木自動車工業、サントリー、JRAなどの広告制作に携わる。退職後、日本テレビに移り、ブランドマークの開発や、「それって、日テレ。」キャンペーンなどを統括。宣伝部長、編成局エグゼクティブディレクターを歴任。その後、番組制作会社・日テレアックスオンの執行役員、法政大学大学院客員教授を経て、九州産業大学教授に就任。読売広告賞他受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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